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インプラントの寿命はどれくらい?

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インプラント治療とは、むし歯や歯周病、ケガなどによって歯が失われた場所に、人工歯根(インプラント)を埋め込む治療です。インプラントは、しっかり歯ぐきの骨に癒着します。動かないので、自然の歯のような感覚で噛むことを回復させられる、ブリッジや入れ歯より優れた治療法です。

スウェーデンのブローネマルク博士がチタン金属と骨が癒着してしまう現象(オッセオインテグレーション)を発見し、最初に人体にインプラントを応用したのは1965年です。当時34歳だったヨスタ・ラーソンという青年でした。

彼は生まれつきに歯が生えない病気を患い、人類で初めての治験に協力したと伝えられています。
そんなインプラントの最初の治療は成功し、彼が2006年に76歳で寿命がつきるまでの41年間も機能しつづけました。

インプラントはチタンという硬い金属でできていますので、お口にインプラントを埋め込んでも、腐ったり溶けたりする心配はありません。
材質面から考えると、インプラント自体は、その人の寿命が尽きるまで持つと言えるでしょう。

しかし現在、多くのインプラントは寿命よりもっと早い段階で、お口の中のトラブルにより失われていくのです。

インプラントの寿命が短くなる主な理由には、インプラント周囲の骨が溶けてしまい、インプラントが歯周病になって腫れたり、揺れて噛めなくなってしまうことが挙げられます。

そう、インプラントも歯周病にかかってしまうのです。

それは、現在、「 インプラント周囲炎 」と呼ばれているものです。

インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の歯ぐきが、歯周病と同じように腫れや出血を起こしてくる状態です。
初期から中等度までは痛み自体は強くはありません。多少の違和感があったり、周囲の歯ぐきを抑えると痛みが出たりします。

このあまり痛くない「腫れ」や「出血」が何カ月も何年も続くと、インプラント周囲の骨が徐々に溶けて行ってしまうのです。
末期には、インプラントが揺れて噛みにくくなったり、出血も多く腫れが大きくなったりするのですが、ある日突然、痛みもない中、抜け落ちてしまう事があるのです。

インプラントは、大変画期的な治療法ですが、放っておいていつまでも使えるものではありません。患者様のお口のお手入れが悪ければ、インプラントも歯周病(インプラント周囲炎)にかかり、インプラントの寿命も格段に短くなるということです。

逆に言えば「 インプラント周囲炎 」にならないように予防していけば、インプラントの寿命は確実に伸びるということなのです。

特に、インプラント治療を受ける前に歯を抜いた理由が、歯周病であれば要注意です。
歯周病は、軽度や中等度なら治る病気です。

しっかり歯周病の治療をしてからインプラント治療を受けましょう。

今回は「インプラントの寿命を伸ばすための秘訣」をご紹介します。
また、「自宅でできるお手入れ法」も載せておきますので、ぜひ参考にしてください。

インプラントの寿命を伸ばす7つの秘訣

1、毎日の歯みがき
基本的に、普通の歯と同様、毎日の歯ブラシが重要です。

歯周病にならないようなお口の中の環境であれば、インプラントも天然歯と同じように問題ない状態でお口の中で機能し寿命も長くなります。

日本人の成人が歯を失う原因の40%は歯周病、30%は虫歯という統計が出ています。

インプラントは虫歯にはなりませんので、歯周病の予防をしっかりと行うことができるならインプラントの寿命をしっかりと延ばすことができます。

2.歯科医院での定期的な予防歯科をうける
歯垢(プラーク)は、毎日の歯磨きだけでは完全に取り除くことが防ぐことができません。
インプラントや他の自分の歯にも、ご自身の歯磨きだけでは歯垢(歯垢プラーク)や歯石が付いてしまいます。

長期間、プラーク(歯垢)や歯石が付いていると、歯周病やインプラント周囲炎になってしまいます。

そうならないためにも、定期的に歯科医院でメインテナンスを行っていただく必要があります。歯科医師や歯科衛生士に、クリーニング専用の器具で、歯垢(歯垢プラーク)や歯石を取り除いてもらいましょう。
インプラント周囲やお口の中を清潔に保つことが、インプラントの寿命を伸ばすことにつながります。

3.歯医者での噛み合わせの調整
通常、天然の歯はすり減ります。自分では感じることはできませんが、歯は咀嚼時に微量にすり減っていくのです。インプラントの人工歯にはセラミックを使っているため、硬くすり減りがとても少なく、時間の経過とともにインプラントの人工歯だけが強く噛み合ってきてしまいます。

そこで定期的な噛み合わせの調整が必要となるのです。他の歯がすり減った分を、インプラントの人工歯も同様に、歯科医院で削ってあげる必要があるのです。セラミックスは非常に硬い素材ですが、それを怠ると欠けたり、割れたりしてしまいます。最悪の場合、インプラント体が割れて使えなくなってしまい寿命が短くなります。

4.「歯ぎしり」予防用のマウスピース装着
マウスピースは、「歯ぎしり」の習癖がある人には、必須のアイテムです。
「歯ぎしり」は無意識化で行ってしまう為、非常に強力な力がかかります。長く続くと歯が折れてしまうこともあるもあります。インプラントは硬いチタンという金属でできていますが、同様にインプラントも折れてしまうことがあります。 また、「歯ぎしり」する人は、歯の摩耗のスピードが速くなるため、周囲の歯より擦り減りにくいインプラントの人工歯の方に力が強くかかるようになり、割れたり、欠けたり、インプラント自体が揺れてきたりします。
そのため「歯ぎしり」がある方は自分の歯を守る意味でも、マウスピースを使用することが必要不可欠です。

5.糖尿病や骨粗しょう症にならない健康管理
インプラントの寿命を延ばすには、植えられている体全体の骨が健康でなくてはなりません。骨粗しょう症など、骨が弱くなってしまう病気になってしまうと、歯やインプラント周囲の歯ぐきの骨も弱くなり、歯周病になりやすくなってしまいます。

糖尿病の方は、歯周病、インプラント周囲炎にかかりやすくなります。そして、歯周病やインプラント周囲炎も急速に悪化し寿命が短くなることがあります。糖尿病の心配のある方は、内科や糖尿病専門医に相談しましょう。

6.安全性の高いインプラントメーカーの使用
インプラントは世界で100種類以上発売されています。中国製などアジアで生産される安いインプラントから、北欧やヨーロッパ、アメリカで生産される高いインプラントまであります。また、日本製のインプラントもあります。

一概に言えませんが、安いインプラントを使用してしまうと、インプラントの強度が弱く、骨の中でインプラントが折れてしまったり、人工歯の破損等で部品の交換が必要になった場合、メーカーが廃業していてやり直せなくなることがあります。

まさかと思うかもしれませんが、このような事例は少なからず実際に起こっています。医療の世界は日進月歩で、すぐに新しい技術に基づいたインプラントが毎年のように発売されているのです。そのたび、古いタイプのインプラントは使われなくなってしまい、技術革新についていけないメーカーは廃業したり、撤退したりしてしまうのです。

世界には「4大インプラントメーカー」と言われている、インプラントメーカーのブランドが存在します。
・ノーベルバイオケア社(スウェーデン)
・ストローマン社(スイス)
・ジンマー・デンタル社(カルシテック社が合併)(アメリカ)
・アストラテック社(スウェーデン)

数年で部品の交換が必要になることはありませんが、人工歯の破損等で部品の交換が必要になってくるのは、10年とか、かなり時間が経ってから必要になってくることが多いです。
よって、多少高くても、世界シェアのあるインプラントメーカーを使ったほうが、部品供給や部品改善によりインプラントの寿命を延ばすことができます。

インプラント治療を受ける前に、安心できるメーカーかを確認するとよいでしょう。

7.かかりつけ医
インプラント治療を受けた歯科医院を「かかりつけ医」として一生診てもらいましょう。
インプラントは、埋め込んだ時点での噛む力に対応する設計(インプラント体の長さや太さなど)になっています。

もし、インプラント治療を受けたあと、残っている他の歯を抜歯して残存する歯が少なってしまうと、最初に想定していた以上の噛む力がかかり、インプラントに過大な負担がかかってしまいます。

そして、そのままにしておくと、硬い金属でできているインプラント体も金属疲労を起こし破損してしまい。最悪の場合、使うことができなくなって寿命を短くしてしまうことがあります。

全ての歯が無い場合(無歯顎)、上下の顎にはそれぞれ6本(上下で合計12本)は必要と言われています。(例外として、ALL ON 4(オール オン フォー)という特殊な方法で4本で総入れ歯を支える場合があります。)

長い人生、何が起こるかわかりません、もし他の歯が悪くなった時、きちんと診断し対処してくれる「かかりつけ医」の歯科医院を持って、そこで、インプラント治療を受け一生涯診てもらうようにすることが、インプラントの寿命を伸ばす方法です。

自分でインプラントの寿命を延ばすお手入れ方法

・歯ブラシ
硬さはふつうの物を使用してください。硬すぎるとインプラントの周りの歯茎が傷ついてしまいます。特にインプラントの周りの歯茎を中心に磨くようにしてください。インプラントは歯に比べ根元が細くなっているので、その部分に汚れが多く残ります。
歯ブラシの毛先をインプラントと歯ぐき(歯肉)の境目にきちんとあて、5〜10mmの幅で小刻みに往復させるように動かし磨いてください。
また、補助用具として、歯間ブラシやデンタルフロス、タフトブラシも併用すると効果的です。

もし、ご自身の歯みがきが「下手だな」「難しいな」と感じたら、電動歯ブラシをお勧めします。8,000〜10,000円程度の価格帯の音波歯ブラシが販売されており、当院では「ソニケア―」フィリップス社と、「プリニア」Panasonic社の音波歯ブラシを推奨しています。

電動歯ブラシは様々な種類がありますが、ほとんど自分で動かす必要がないので簡単に、短時間で汚れを除去することができます。しかし、長い間同じ場所に当てたままにしたり、誤った使い方をすると歯肉が傷ついたりしてしまいます。お口の中の状態によって、お勧めできる毛先も違ってきますので、歯科医院で指導を受けた上でのご使用がお勧めです。

最後に…

1965年に初めてインプラント治療を受けたヨスタ・ラーソンさんは、その寿命が尽きるまでの41年間インプラントを使い続けることができましたが、近年、インプラント埋入手術が成功し、インプラントと骨との癒着した後、そのインプラントの10年生存率(寿命)は96%、5年生存率(寿命)は98%以上との統計が発表され非常に良い結果が出ています。

この数値は定期的に歯科医院医でメインテンスを行った方をもとに算出している数値です。
当然ながら、この数値は定期的にメインテンスをしていない方は含まれておらず、おそらくは、含めると寿命はもっと低い数値になると予想されます。

インプラント治療を受けた後は、下記をしっかりと行うことがインプラントの寿命を伸ばす秘訣なのです。
・定期的にメインテンスに通う
・メインテンスをしっかりと行ってもらえる歯科医院を「かかりつけ医」に持つこと。
・毎日の歯磨きを怠らないこと

医療技術は日々進歩しております。
今後再生医療の分野が進歩し、インプラント治療以上に良い治療が開発されることでしょう。
しかし現在、インプラント治療は優れた治療のひとつです。

当院では最新の技術を積極的に取り入れ、「痛くない」「腫れない」「寿命が長い」患者様にとって優しいインプラント治療抜歯即時インプラント埋入法)を目指して日々、技術を磨いております。

ご質問、ご不安、お悩みなどがありましたら、大阪市阿倍野区えがしら歯科西田辺インプラントセンターまで、お気軽にご相談・ご質問ください。

また、インプラントの寿命や不安、悩みを解消するために無料の説明会やカウンセリングを定期的に行っています。どうぞお気軽にお越しください。