大阪市阿倍野区西田辺の歯医者 歯の硬さ

「歯」は、どのくらい硬いのか?

大阪市阿倍野区西田辺の歯医者 歯の硬さ

こんにちは、大阪市阿倍野区西田辺えがしら歯科 院長の江頭です。

今回は「歯の硬さ」について書いていきたいと思います。

歯をくいしばった時、歯にかかる力は男性で60Kg程度、女性で40Kg程度。また普段の食事ではこの2分の1から4分の1、平均すると10~20Kg程の力が毎日の食事に時に歯に加わると言われています。

この負担に耐えている歯はいったいどのぐらい硬いのか、以下に詳しくご紹介していきましょう。

「歯は鉄よりも硬い」

物質の硬さを測る単位に「モース硬度」というものがあり、それぞれの硬さが1~10の10段階であらわされます。

例えば私たちに身近なものをモース硬度で測ると、チョークが「1」、鉄や真珠は「4」、ガラスは「5」、ダイヤモンド「10」で最高に硬いです。

硬さを計る単位(モース硬度)

10  ダイヤモンド

9   ルビー・サファイア

8   エメラルド

7   エナメル質

6   オパール

5   ガラス

4   鉄・真珠

3   サンゴ

2   岩塩・純金

1   チョーク

※数値が大きいものほど硬い、というイメージです。

大阪市阿倍野区西田辺の歯医者 虫歯

では歯の硬さはどの程度かといえば、ヒトの歯のエナメル質のモース硬度は「7」です。

歯は鉄やガラスよりも硬い組織だということがわかります。

では実際、虫歯の歯を削って治療している歯科医師は、この硬い歯をどのように削っているのでしょうか。

キーンという不快音でおなじみのエアタービン(ドリル)で歯を削っています。

このエアタービンの先に「バー」と呼ばれる小さな切削器具を装着して歯を削っていきます。

実は、歯を削るバーに使用されているのはダイアモンド粒子なのです。

ダイアモンドは私たちの身の回りにある物の中で最も硬く、モース硬度であらわすと最高の「10」です。

この硬いダイアモンドバーを高速に回転させることで、歯を効率よく、スムーズに削ることが可能となっているのです。

なぜそんな硬い歯が虫歯で穴があいてしまうのでしょうか。

鉄やガラスよりも硬く、削るのにダイアモンドまでも使用しなければならないほど丈夫なはずの歯が、なぜ虫歯で穴が空いてしまうのでしょうか。

それは歯には唯一「酸に弱い」という弱点があるのです。

虫歯は、虫歯菌が直接歯に穴をあけるのではなく、虫歯菌が排出する酸が歯のエナメル質を溶かしてしまうことで発生します。

酸により歯のカルシュウムが溶けだして穴が開き、歯は脆くなってしまいます。

大阪市阿倍野区西田辺の歯医者 歯の弱点

レモンやグレープフルーツ、炭酸飲料など食品の酸性度の高いものでも歯は溶け出します。

これを酸蝕症や酸蝕歯と言います。

ダイヤモンドで削る程、硬い歯ですが弱点がありますので、毎日のホームケアで、歯を虫歯などの酸から歯を守っていきましょう。

大阪市阿倍野区西田辺の歯医者「えがしら歯科」
歯科医師 院長 江頭伸行