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8020運動の始まりと現在の成果について

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2017年11月11日06時28分 Edit By:院長 江頭

8020運動

「80歳になっても自分の歯を20本以上の残す」という目的で始まった8020運動も、その運動開始からすでに25年以上の月日が経過しました。

開始当時の80歳の平均歯数は4〜5本程度でしたが、それから今日までどの程度目的が果たされているのか、皆様も気になるところではないでしょうか。

5年前に、この院長ブログでも8020運動の達成率について書かせていただきました。

その時点での8020運動の達成率は38.3%でした。

続報になりますが、2017年10月に日本歯科医師会が発行した雑誌において、当初の目標より早い段階で8020運動の成果がさらにあらわれていることが記載されています。

これは歯科医療に従事する私にとっても非常に感慨深く、ここであらためて歯の健康と健康寿命との関わりについて皆様に広く知っていただきたいと思いました。

そこで今回はこの雑誌の記事を参考に、8020運動の現在の成果やその重要性などについてご紹介していきましょう。


1. 80歳で20本以上の歯を持つ人の割合が50%以上に


平成元年(1989年)に始まった8020運動ですが、開始当時の日本では女性の平均寿命が80歳に到達した一方で、80歳で20本以上の歯を有する人の割合はわずか7%程度でした。

そこで厚生労働省が推進する「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」の中では8020運動の達成目標として、平成34年度までにその割合を50%にすることが掲げられていたのです。

しかし平成28年に行われた歯科疾患調査において、80歳で20本以上の歯を有する人の割合が51.2%であることが明らかになりました。

当初よりも早いスピードで目標が達成されたことは、国民全体の歯の健康に対する意識が高まり、口腔ケアの重要性が広く知られるようになった証とも言えるでしょう。


2. なぜ8020なのか?


人の口の中には親知らずを除くと上下合わせて28本の歯が存在していますが、そのうち20本以上の歯があればほとんどの食べ物をかみ砕くことが可能です。

そして自分の歯でしっかり食べ物を噛むことは、全身の健康状態を良好にし、生活の質を高めることにも繋がります。

つまり生涯を通して自分の歯で食べ物を美味しく食べ、健康的に過ごしていくことが8020運動の原点なのです。

実際に8020を達成している人は達成していない人と比べると生活の質が良好で、社会活動に対しても意欲的であるという調査結果もでています。

また歯が多く残っている人ほど寿命が長くなるという話もよく耳にすることでしょう。

8020運動は当初の予定よりも早く目標を達成することができました。
しかし、まだその目標値をさらに高く掲げる余地があります。

これからさらに高齢化が進む日本では、ただ長生きすることだけでなく、いかに健康的に長生きするかという「健康寿命」に焦点が置かれるでしょう。

寝たきりや認知症を予防し、健康で明るく元気に人生を送るにはまずは自分の歯でしっかりと食べ物を噛むことが今後ますます重要になっていきます。

口腔内の健康なくして、体の健康や生活の質の向上は図れないと言っても過言ではありません。

食事


3. 50歳以上で歯を失う原因の多くは歯周病


歯を失う原因の多くは、歯科の2大疾患と呼ばれる虫歯と歯周病です。

ただ先に挙げた歯科疾患実態調査(平成28年)をみてみると、虫歯が原因で歯を失うのは20代から40代といった比較的若い年代で、50歳以上になると歯を失う原因の半数以上が歯周病となっています。

また同じ調査において、喪失歯を有する人(歯を1本でも失ってしまった人)の割合は40代では30〜40%である一方で、50歳以上になるとその割合が60%以上にも増加しています。

また一人当たりの平均喪失歯数(歯を失った歯の本数)は45〜49歳までが0.9本であるのに対し、50〜55歳では2.0本と2倍近く増えています。

このことから50歳を境に歯を失う確率が一気に高まり、その原因の多くが歯周病によるものであるということがおわかりでしょう。

歯周病は成人の約8割がかかっていると言われる歯科疾患ですが、初期の段階では痛みなどの症状が少ないのが特徴です。

そのため歯周病になってもしばらくの間はそのことに気づかず、放置されることも珍しくありません。

そして加齢とともに徐々に歯周病が進行し、50歳ごろあたりから急激に歯ぐきやその周りの組織が多く破壊されてしまいます。

80歳までに1本でも多くの歯を残していくためには、40代を過ぎたころあたりから歯周病に対する予防意識を十分に高めておくことが必要です。

ただ歯周病は歯と歯ぐきの間に潜む歯周病菌が引き起こす疾患なので、毎日の歯磨きだけでは十分に予防することはできません。

そこで重要になってくるのが、歯科医院で受けるプロフェッショナルケアです。
定期的な歯のチェックやプロによるクリーニングを行うことが、歯周病予防には最も効果的でしょう。

歯科治療


4. 年をとっても豊かに楽しく暮らしていくために(まとめ)


日本の平均寿命(2016年度)は男性で80.98歳、女性で87.14歳であり、男性の平均寿命は4年連続して80歳を超えています。また男女とも前年の平均寿命よりも上回っており、この先もこの傾向は続くことでしょう。

今後は「いかに長生きするか」ではなく「いかに心身ともに健康で長生きするか」がポイントとなります。

そのカギを握るのが自身の歯でしっかり噛むことです。

食べ物をしっかり噛むことで消化吸収を良くし、体の栄養状態を良好に保つことができるほか、噛むという刺激が脳を活性化させ認知症の予防にも良い効果をもたらします。

そのためは40代以降からの歯周病予防が非常に重要です。

歯周病は初期の段階では自覚症状がないため、早い時期から歯科医院でチェックやクリーニングを受けることが必要となります。

歯医者は「痛い」からイヤだなと思われているのではないでしょうか?
歯科治療がが苦手で、「できれば行きたくない」と言う方は少なくないと思います。

しかし治療や予防尾をしないと、母どんどん悪くなり、最終的には大切な歯を抜くことになるかもしれません。

年をとっても楽しく豊かにすごすために、これかは日ごろのホームケアに加えて定期的な歯科検診を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

当院では安心してご来院頂けるように、お口の状況・治療内容など詳しく検査し、歯科カウンセラーがカウンセリングを行いご説明した上で、無痛電動麻酔器や最細の麻酔針、歯科癰レーザーなど最新の設備と高い技術力で痛くない治療を進めています。

そして、地域の皆様と笑顔で楽しい毎日、そして何でも食べられる喜びを分かち合えるよう、スタッフ一同しっかりサポートさせて頂きます。

お口に関するお悩みやご質問などございましたら、お気軽にご相談ください。

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◆参考資料


・HAPPY SMILE 歯っぴいスマイル 2017年10月 vol.25 日本歯科医師会
http://www.jda.or.jp/pr/pdf/happysmile/happysmile_vol25.pdf
・平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
・平成28年 簡易生命表の概要 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life16/dl/life16-15.pdf