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骨粗しょう症と歯科治療ついて

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2012年01月25日22時08分 
骨粗しょう症という病気の名前を聞かれたことがあるかと思います。
骨量(密度)が低下して骨の強度が弱まり、脆くなって骨折しやすくなる病気です。
女性に多く、加齢により進んで行くため、高齢で足を骨折してしまうと、そのまま寝たきりになってしまうことも少なくありません。

人間の体で骨量(密度)は20歳台でピークを迎え、その後減っていく一方だと言われています。
また、人工的に全身の骨量(密度)を増やすことは今のところ出来ません(インプラント手術時に人工骨を局部的に添加することは出来ます)。

現在の骨粗しょう症治療は、骨を増やすのでなく、減らないように予防していく薬による治療です。
整形外科などでは、骨量(密度)は低下した人はもちろん、低くなり始めた人に治療薬を出して予防しています。

そして、現在多く使われているのが、ビスホスホネート製剤という薬です。
骨粗しょう症と歯科治療には、一見共通点がないように見えますが、実はこの薬は歯の治療に深く関係しています。

抜歯したり、歯周病の治療、インプラントなど、お口の中で外科的な処置をした場合、一時的に骨が露出することがあります。また、入れ歯による潰瘍でもこういった場合があります。通常は、血が出て、それにより骨が保護されるため、特に問題なく治癒していきます。

しかし、ビスホスホネート製剤には、骨粗しょう症の進行を遅らせる、つまり、骨の代謝を抑制する作用があります。そのため、外科的処置後の治癒が遅れ、口の中の細菌による感染が起こりやすくなってしまいます。感染がひどくなると、露出している部分の骨が壊死、つまり骨が腐っていく顎骨壊死症(がっこつえししょう)と言う病気を引き起こします。これは、顎の骨のみに発生する病気です。

えがしら歯科に来院される患者様の中にも、たまにこの症状をお持ちの方がいらっしゃいます。

顎骨壊死症が起こった場合、通常その骨の部分を削り取り縫合しますが、怖いのは、その腐った骨を削り取っても、また、削り取った淵の部分から、また腐っていき、限りなく骨が腐っていくことがあるところです。
完全に治癒しづらく、長期の痛みを訴える病気です。この病気は最悪、死亡してしまうケースもあります。

リスクや副作用の話ばかりしていますが、もちろんこの薬は骨粗しょう症により骨折する患者さんを半分に減少させることが可能であると証明されていることから、とても有効な薬です

しかし、歯科治療時に問題がおこることはあまり知られておりません。
えがしら歯科でも、歯周病などの治療前に骨粗しょう症についてお伺いすると、「何か関係があるのですか?」と驚かれる患者様がほとんどです。
「骨のお薬だから、歯の治療とは関係ない」と思わず、服用されているようであれば、治療時に前もって歯科医師に伝えることが重要です。

また、この薬を飲んでも問題を起きないように、前もって歯の治療したり、予防をしたりして口の中の環境を整えておくことも大切です

薬には一長一短があり、良い面があれば必ず悪い面もあるということを認識し、どんどん開発される新しい薬に対して、最大限の薬効を得られるようにしていきたいものです。


大阪市 阿倍野区 西田辺 えがしら歯科

院長 江頭伸行