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インプラントで歯列矯正を

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2017年08月29日07時00分 Edit By:院長 江頭
歯並びを治す矯正治療と聞くと、歯の表面に矯正装置を取り付けて歯を動かす矯正方法や、矯正装置が目立たない裏側矯正が思い浮かぶでしょう。

この従来の矯正治療法は最も一般的な治療法であり、ほぼどんな症例でも対応できるオーソドックスな矯正治療です。

しかし、デメリットは治療期間が長くなること、

特に歯並びに加えて開咬などの不正咬合が重なった難症例になると治療期間が非常に長くなり、患者さんにとっても精神的な負担が大きくなることが考えられます。


そこで注目したい矯正方法が、矯正用インプラントを使用した「インプラント矯正」という矯正治療です。

インプラント矯正

インプラント矯正とは


一般的に知られているインプラントとは「歯ぐきに穴を開けて顎の骨にインプラントを埋め込み、その上に人工の歯を装着すること」です。

しかしインプラント矯正とは、矯正用インプラントを使って歯並びを治す矯正治療のことです。

従来の歯列矯正
であるブラケットとワイヤーを使った方法や裏側矯正と比べ、治療期間が短いこと抜歯せずに歯並びを調えることができる可能性があること、そしてより精密に歯を動かすことができることが特徴です。

それぞれの特徴について詳しく見てみましょう。


なぜ抜歯せずに歯並びを整えることが可能なのか?


矯正治療と言うと、歯が並ぶスペースが足りずに歯並びが乱れることから、小臼歯と呼ばれる部位の歯を抜歯し、歯が並ぶスペースを確保してからブラケットとワイヤーといった矯正装置を取り付けて歯を動かす方法が一般的です。

歯をきちんと並べるためには抜歯は必要、ということから、歯列矯正=抜歯は自然な流れと認識されています。

そして矯正装置により、前歯と奥歯をお互いに引っ張り合わせることで歯並びを改善させていきます。

例として前歯だけを動かしたいとします。従来の方法では前歯だけを動かしたいと思っても、引っ張る力により奥歯も動いてしまいます。

このように、歯を動かすコントロールとは非常に難しいため、治療結果に差が出ることもあります。

これに対し、インプラント矯正は「ミニスクリュー(ビス型)「ミニプレート」と呼ばれる小さな矯正用インプラントを使って歯を動かします。

ビス型とミニプレート

歯ぐきに埋入した矯正用インプラントを固定具とし、一定方向に歯を動かすことで、より精巧に歯を動かすことが可能です。

またインプラント矯正は従来の方法に比べ、歯を動かす力が強く、その分歯の移動距離が大きくなります上顎にインプラントを入れた場合、奥歯を後方へ下げて歯並びのスペースを作り、裏側矯正を行って歯を並べていきます。

このように矯正用インプラント治療は強い力をかけて一定方向に歯を動かして隙間を作ることができるため、歯を抜かずに矯正治療を行う可能性がある治療法です。

抜歯をせずに歯並びを整えることができることは、患者さんにとって精神的な負担を減らすことができます。


歯列矯正の歯科衛生士


治療期間が短くて済む理由


インプラント矯正のメリットとして、従来の矯正方法に比べて治療期間が短いことがあります。

従来の矯正治療では、動かした歯が戻ってしまうことがありますが、インプラント矯正の場合は動かした歯が戻ってしまうことや、逆に固定しておきたい歯が動いてしまうことがありません。

また数本の歯を動かしたい場合、インプラントで固定することにより、動かしたい歯だけを一気にまとめて動かすことが可能です。

そのため従来の治療方法と比べて大幅に治療期間を短くすることが可能となったのです。
なるべく治療期間を短くしたいとご希望の患者さんにとって、適した治療方法だと言えます。


インプラント矯正の流れ


インプラント矯正治療を行うことに決定した場合、まず矯正用インプラントを顎の骨に埋入します。

所要時間はおよそ15?20分くらいです。

歯ぐきに表面麻酔を塗った後、局所麻酔を打ち、インプラントを埋入します。

その後消毒を行い、化膿止めの抗生物質を服用します。

術後1?2週間はブラッシングに注意し、インプラント周囲をはじめとした口腔内を清潔に保つようにします。

あとはブラケットとワイヤーを通し、歯を動かしていきます。歯の裏側に矯正装置をつけて行う裏側矯正も同様です。

インプラント装着期間は目的の歯が移動を終えるまでの間で、歯並びにより差がありますが、およそ6?8ヶ月くらいです。

目的の歯が動いたあとインプラントを除去しますが、痛みはほとんどありません。除去した後の歯肉や顎の骨は、1?10日ほどで回復します。


歯科矯正の歯科医師


インプラント矯正のデメリット


どの治療もそうですが、インプラント矯正にもデメリットは存在します。まず、矯正用インプラントを入れるための手術が必要となります。

歯の機能回復のインプラントと異なり、大がかりな手術ではありません。
手術時間も短くて済み、出血量もほとんどありません。
しかし手術を伴うということで、多少なりともリスクは伴います。

また人工歯を支えるためのインプラントとは異なり、長期間使用するものではありません。

したがって矯正治療の途中でインプラントが脱離することもあり、その場合は再度インプラントを埋める処置が必要となります。

またインプラントの破折が起きる事もあります。

そして、全ての患者さんにこの方法が適用できるとは限りません。

インプラント矯正を行うことができる条件として、顎の骨の量があること、また矯正用インプラントを入れるための骨がしっかりあることが条件となります。

また、必ずしも抜歯なしで適応できるわけではありません。

抜歯を行わなければならない症例もあり、患者さんの歯並びよっては、通常の矯正治療や裏側矯正のほうが適している場合もあります。

年齢も考慮する必要があります。

インプラント矯正は、16歳未満では適用できません。
永久歯が生え揃ったばかりの出っ歯や叢生は、従来のブラケット+ワイヤーで歯並びを整えていきます。

ギラギラした装置が見えるのは恥ずかしいという場合は、歯の裏側に矯正装置をつけて行う裏側矯正を選択することもできます。

メリットの多いインプラント矯正ですが、このようなデメリットも存在することを知っておいて下さい。


歯並びの良い女性

自分の歯並びに応じた矯正治療方法を選ぶ


歯列矯正の方法は様々で、患者さんご自身の歯並びによってその効果の現れ方も異なってきます。

インプラント矯正のほうが効果的な場合や従来の矯正治療法、裏側矯正などが向いているなど多種多様です。

大切なことは、歯並びだけでなく全体の咬み合わせもきちんと整えることです。

歯並びだけ治っても、噛み合わせが整っていなければ、全体的なバランスが崩れ、体の健康にも影響が出てしまいます。

そのためにはまずしっかりとした診断が必要です。




この度はホームページをご覧頂きありがとうございます。

歯の豆知識ページの歯科治療において、皆様へ何かしらのご参考なれば思い作成させていただいております。

当院では、歯列矯正の治療は行っておりませんが、インプラント治療時に痛みを極力少ない治療を心掛け、最新の設備と技術を習得しております。

また、安心してご来院頂けるように、お口の状況・治療内容など詳しく検査し、ご説明した上で治療を進めていきます。

地域の皆様と笑顔で楽しい毎日、そして何でも食べられる喜びを分かち合えるよう、スタッフ一同しっかりサポートさせて頂きます。

お口に関するお悩みやご質問などございましたら、お気軽にご相談ください。

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