最先端のバクテリアセラピー. スウェーデン発の最先端予防医療を導入しました。
「バクテリアセラピー」って何?と聞こえてきそうですが、バクテリアとは「細菌」のことで、人体にはいろんな菌が住んでいることが知られています。
その中で体にいい影響を及ぼすものを善玉菌(例えばビフィズス菌などの乳酸菌)と言い、悪い影響を及ぼすものを悪玉菌(例えばピロリ菌など)と呼びます。
また、「セラピー」とは治療・治癒術のことで、「バクテリアセラピー」では、体内の細菌のバランスを崩すと病気になるという概念があります。
つまり、バクテリアセラピーとは、人の体の中に住んでいる菌の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことにより、健康を増進していく治療法のことなのです。
バクテリアというと腸がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか?
実は、お口の中にもバクテリア(細菌)が多く住みついており、約400種以上存在すると言われています。
歯科における二大疾患の「虫歯」と「歯周病」もその中の悪玉菌の感染による病気です。
「虫歯」には歯を溶かすミュータンス菌などがおり、「歯周菌」には歯を支える骨を溶かすポルフィロモナス・ジンジバリスやプレボテラ・インターメディア、アクチノバチラス・アクチノミセテムコミタンスなどがいます。
そこで、今回当医院でご紹介するものは、「プロデンティス」というサプリメントです。
「プロデンティス」には、お口の中の虫歯菌や歯周病菌など
の悪玉菌を減らして、菌のバランスを整えるなどの健康
の維持に大変役立つ生きた乳酸菌(L.ロイテリ菌)が配合されています。
今までは、悪玉菌を抗菌剤などの薬やクリーニングでやっつけて無くしていましたが、それにも限界があり、いくら磨いていても虫歯になったり、歯茎が腫れたりするという事をよく聞きます。
人体に寄生する菌種・菌数やは3歳ぐらいで決まると言われおり(両親などから感染すると考えられています)、菌質と言われています。
つまり、3歳までにその人が虫歯になりやすかったり、歯周病になりやすかったりする体質が決まると言う事です。
「人体から、全ての菌を除去すればいいじゃないか!?」という極論にも考えられますが、それは無理なことで、人体は善玉菌より恩恵を受けており、共存関係にあると言われています。
そこで除菌するのではなく、「善玉菌を大量に摂取し善玉菌を圧倒的に増やし、悪玉菌の割合をを減らそう」ということなのです。
また、この方法のもう一つの利点は、薬(抗生物質など)の副作用やアレルギー、抗生物質によって生まれた耐性菌が発生しない、と言う事です。
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ご自宅では歯磨き、歯科医院では歯科衛生士による治療、それらに加えて当院ではサプリメントとして利用して頂くことで、虫歯や歯周病の予防に、しいては全身の健康増進に役立てて頂きたいと考えています。
詳しくは、スタッフまで。
写真は販売会社の(株)メディアの山川さんに、当医院で研修会を行ってもらった時のものです。
阿倍野区の歯医者 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行