こんにちは院長の江頭です。
当院に来院して頂いた患者様から、ご好評な点や評価の高い点について少しご紹介させていただきます。
代表的な2点について書かせていただきます。
私が歯科医師を目指したきっかけとなったのが、中学校時代の部活での事故です。
サッカー試合中に相手選手とぶつかり、前歯永久歯2本を脱臼するという怪我をしていました。
翌日、私一人で歯科医院に行ったのですが、そこの歯科医に「これは抜かないと無理やわ!抜くね!」といきなり言われ、
ちょっと待って!と思いながらも、でも歯医者の言うことがから仕方ないのかな?
そして、
あまり説明もないまま、麻酔をされ、その場で歯を抜かれました。
「これ本当は抜かなくてもよかったのでは?」という思い残りが、歯科医師の道を決定させました。
この経験からインフォームドコンセントやインフォームドチョイスの重要性を感じました。
現在、歯科医師はもとより、患者様と歯科医師との懸け橋となる歯科カウンセラーの育成し、カウンセリングを行いインフォームドコンセントやインフォームドチョイスを行っている点が一つです。
もう1点は、
歯を失った後の治療です。
先ほど書いたように私は事故により前歯を2本失っています。
当時はインプラントという技術は一般的ではありませんでしたので、ブリッジ治療という方法で歯が入っています。
ブリッジ治療とは、抜いた両隣の歯を削り連結した被せものの歯を接着する治療法です。
隣の歯を削るには抵抗が少しなりともありました。
なぜなら、削った歯は元には戻らないのです。
今だったら、インプラント治療が良かったと思いますが仕方ありません。
今後は自分もインプラント治療を受ける立場になると思います。
その時、自分も受ける治療だから、自分もインプラント治療のことを知り、しっかりと勉強しなくては!との思いから、現在では二つの学会からインプラントの認定医を受け多数の患者様に施術しています。
前歯を抜いて最初にブリッジを入れた時、歯科医の先生に「このブリッジの歯はどれぐらい耐久性があるのですか?」と尋ねたところ、「6~7年かな」と聞いたのを今でも覚えています。
耐久性は6~7年。
中学生ながら残りの生涯の寿命のことを考えて、あと何回作り変えないといけないのかな?次第に歯がなるんじゃないか?そんな不安になった気持ちを今でも記憶しています。
歯科学生時代、保険治療のブリッジより、セラミック素材のブリッジの方が、耐久性も精度も高く綺麗で長持ちする。ということを知りました。
そして、先輩歯科医にブリッジを外して、型どりをして、と友達の歯科技工士と一緒に自分のセラミックのブリッジを製作して、入れ直した経験もあります。
セラミックという素材に興味を持ち開院してからも勉強し研究し続けて来ました。
セラミックも私が学生時代よりも素材がどんどん良くなり、より耐久性も精度も高く、綺麗で長持ちするってきています 。
現在、歯科医院と共に審美歯科専門の技工所を併設しセラミックを加工し作成できるようになりました。
セレックと呼ばれるコンピューターで歯をスキャンし、セラミックの歯をデザインしミリングマシーンと呼ばれる機械でセラミックを削り出すことが簡単にできるようになりました。
最短120分でセラミックの歯をつくることができます。
私は中学生に 負った怪我がもとで歯科医になりました。
少なからず患者さんは私と同じような思いを少なからずお持ちではないかと考えています。
不安な思い抱き、当院に来院してくれる患者様の気持ちを知り最善の治療していき、地域の患者様に少しでも貢献したい、そんな気持ちで診療を続けております。
阿倍野区 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行