虫歯 歯周病 初期治療 阿倍野区 歯医者 西田辺えがしら歯科

歯周病や虫歯の初期治療とは?

虫歯 歯周病 初期治療 阿倍野区 歯医者 西田辺えがしら歯科

歯周病や虫歯の初期治療とは?について、阿倍野区の西田辺えがしら歯科の歯の豆知識ページです。

歯周病や虫歯といった口腔疾患は、初期の段階であれば比較的軽い処置で症状を改善したり、病気の進行を止めたりすることが可能です。

いわゆる「初期治療」は、患者さんにとってもメリットの大きいものなので、歯科医院からも強く推奨できます。
今回はそんな歯科の初期治療について、阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科が詳しく解説します。

歯周病の初期治療について

お口の病気は、主に細菌への感染によって発症するため、その数を減らすことが初期治療の基本となります。

具体的には、歯垢や歯石といった細菌の温床となる汚れをクリーニングやスケーリング(歯石除去)によって取り除いて、細菌の数を減らしていきます。

これは歯周病の基本治療そのものです。歯周ポケット内に歯石が形成されている場合は、ルートプレーニングという方法でそれらを除去します。

そうしたプロフェッショナルケアによって汚れを一掃できたとしても、数日から数週間もすれば、また歯垢や歯石が堆積していってしまうことから、セルフケアもしっかり行えるようにならなければなりません。

つまり、ブラッシング指導も初期治療の一環として行われることが珍しくないのです。

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虫歯の初期治療について

発生して間もない虫歯を「初期う蝕」といいます。

CO(要観察歯)とも呼ばれる虫歯で、歯の表面にはまだ穴が開いていません。そのため初期治療では歯を削ることはせず、フッ素塗布による虫歯の進行を止める処置にとどめます。

初期虫歯の白いシミは、歯の内部が少しだけ溶けている段階なので、高濃度のフッ素で再石灰化を促せば、歯に穴があく現象を止めることも可能です。

同時に、ブラッシング指導も行って、細菌の温床となる歯垢や歯石の形成を抑えます。

初期治療を行うメリット

歯周病治療は本来、数週間から数ヵ月に及ぶ長い治療となりますが、初期の段階で介入することができれば、比較的短期間に終わらせることができます。

歯茎や顎の骨が破壊される歯周炎への移行を防げる点も大きなメリットです。

虫歯に関しては、歯を削らず、詰め物や被せ物を製作・装着する必要もなくなることから、初期の段階で治療を始めるのが望ましいです。

このように、歯周病や虫歯の初期治療では、歯や歯周組織はもちろん、心身への負担も大きく減らすことができます。

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初期治療を実現させるために

初期治療を実現させるためには、歯周病や虫歯を初期の段階で発見する必要があります。

ただし、歯周病は自覚症状に乏しい病気であることから、初期の段階で気付くのはなかなか難しいです。また、虫歯も「白いシミ」という比較的わかりやすい症状が認められるものの、患者さん自身が鏡で確認できる範囲は一部に限られます。

そうした点も踏まえると、初期治療を実現させるためには、歯科での定期的な検診が必須となります。

3ヵ月に1回くらいの頻度で定期検診・メンテナンスを受診していれば、歯周病や虫歯を初期の段階で発見し、治療を開始することも難しくなくなります。

まとめ

今回は、歯周病や虫歯の初期治療について、阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科が解説しました。

歯周病や虫歯の初期治療では、基本的に細菌の数を減らすことに注力します。外科的な処置を行うことはほとんどないため、痛みが少なく、治療期間も短くなります。

そんな心身への負担が少ない初期治療で歯周病や虫歯を治したいという方は、3ヵ月に1回程度の定期検診・メンテナンスを受けることをおすすめします。

また、歯周病や虫歯が疑われる症状が認められた時点で、すぐに歯医者さんに診てもらうことも大切です。

阿倍野区の西田辺の歯医者 西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行

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