審美治療の基準とは?

大阪市 阿倍野区 西田辺 えがしら歯科

歯の美しさ、口元の美しさには色々な基準があり、それによって印象が大きく変わってきます。

わかりやすいものでは、歯の色が挙げられます。
黄ばんだ歯より、白く透明感のある歯の方が、明るく、美しく見えます。

しかし、白過ぎる歯、透明感が強すぎる歯などは、不自然で、違和感を生み出しますので、かぶせ物を選ぶときや、ホワイトニングをする際には、顔やお口を全体的に見て検討する必要があります。

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また、「スマイルライン」も大切です。
笑った時、下唇が描く曲線のラインのことをスマイルライン(もしくは、smile arc)と言います。
上の歯の先端が連なるラインと下唇のラインが一致し調和していることが、最も魅力的なスマイルをもたらすと言われています。

次に「歯のサイズ」において、美しさの鍵となるのが、中央に位置する上の2本の前歯(中切歯)です。前歯の縦の長さに対する横幅はおよそ5:4が最も審美治療的に良好だとされています。

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審美治療的にはもう一つ黄金比があります。正面から見た時の前歯全体の比率です。
中切歯、側切歯、犬歯の横が、はそれぞれ 0.6 : 1 : 1.6の比率であることが、審美治療的に最も良いとされています。

この審美治療的な基準を考慮し、咬み合わせによって摩耗したり、短くなってしまった中切歯の横幅を測定することで、審美治療的で理想的な長さでかぶせ物を作ることができます。

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歯の形も大切な要素です。
歯には、女性らしさ、男性らしさを表現できる形が存在します。

男性的な形
男性は力強さを連想させます。歯の形で男性らしさを表現するには、角のある力強い形が理想とされ、見る人に男性的な力強さをイメージさせます。

女性的な形
女性は、なだらかで繊細、そして丸いイメージを連想させます。歯の形も女性らしさを表現するためには、角のない丸みの帯びた「卵型」が理想とされており、見る人に女性的な印象を与えます。

また、ある学者は、顔の輪郭と前歯の輪郭が相似していると審美的に好ましいと述べており、輪郭と同様、前歯部人工歯の基本形には、方形(Square)、卵円形(Circle)、尖形(Triangle)があるとしています。尖形とは、いわば逆三角形で先端がとがった感じの歯です。

実際にあなたの顔と歯を鏡で見てチェックして、いかがでしょうか?

この他にも、歯の傾きや傾斜、左右の対称、歯肉位置など、印象を変える要素は様々です。
実際の治療では、このような数値を有効に用いて、バランスのとれた整合性のある形を追求していきます。

◎スマイルの練習
魅力的な笑顔になるには、上記に述べた歯の色や形のほか、お口の周りの筋肉(口輪筋、頬筋など)も大切です。

お口の周りの筋肉を鍛えることで、笑った時に適切な長さの歯を見せることが可能なのです。

鏡を見ながら笑顔を作ってみてください。そして、お口の端(口角)を持ち上げるようにして、魅力的なスマイルを探してみましょう。

毎日の生活の中で、お口の周りの筋肉をよく使い、鍛え、笑うことで、あなたの笑顔はより素敵なものとなるでしょう。