阿倍野区 歯医者 歯が痛い 

歯が痛い時に、やってはいけないこと

阿倍野区 歯医者 歯が痛い やってはいけない

歯が痛い時に、やってはいけないことについて、阿倍野区の西田辺えがしら歯科の歯の豆知識ページです。

歯がズキズキと痛む。その原因が虫歯の場合はできるだけ早く歯科を受診しましょう。
虫歯は自然に治らない病気なので、放置しているとその痛みはどんどん強まります。

今回はそんな歯が痛い時にやってはいけないことを阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科が詳しく解説します。

全身の血流が良くなることはNG

歯がズキズキと痛む歯痛は、細菌感染によって炎症反応が起こり、患部の神経が圧迫されることで誘発されます。

そこでまず注意が必要なのが全身の血流が良くなることです。
歯の神経は、すぐそばに血管も並走しているため、血流が良くなると圧迫を受けます。

その結果、ズキズキという脈打つ痛みが強まるのです。具体的には、以下の行為は控えるようにしてください。

・激しい運動
・熱い湯船に浸かる
・お酒を飲む

これらはいずれも全身から末端にかけて、血流を良くする行為なので、歯が痛い時は極力、避けるようにしましょう。

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患部を温めるのは?

ケガをして腫れている時は、患部を温めることで症状の改善が見込める場合があります。

例えば、ひざを打撲して大きく腫れている場合は、最初に冷やすのが原則です。
患部を冷やすことによって、腫れや痛みが抑えられるからです。

その後は患部を温めることで、組織の血行が良くなり、治癒も進みやすくなりますが、虫歯などに由来する歯痛や歯茎の腫れは例外です。

基本的には、急性期に適切な方法で冷やして、痛みや腫れを抑えてください。痛みが生じている歯や歯茎を温める必要はありません。

患部を刺激することはNG

痛みが出ている歯を直接、刺激することも症状の増悪につながるため、可能な限り避けるようにしてください。

虫歯は、切り傷や打撲とは少し異なりますが、次のような行為は患部を刺激することから、十分な注意が必要です。

患歯を強くブラッシングする

虫歯がある歯は、硬い歯ブラシでゴシゴシと磨きたくなるものです。
歯面で繁殖している細菌をブラッシングで取り除きたいという気持ちはよく理解できますが、歯の痛みを助長するだけでなく、歯質を損傷する恐れもあるため、適切な治療を受けるまでは細心の注意を払いながら歯磨きしましょう。

「やわらかめ」の歯ブラシを使って、やさしく丁寧に磨くことが大切です。

刺激の強い食品を口にする

極端に辛いものや熱いもの、冷たいものは、歯の神経を刺激しやすいので、歯が痛い時は控えるようにしてください。

甘いものも虫歯を進行させる原因になるため、歯科治療が終わるまではできるだけ口にしない方が良いです。

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免疫力が下がることはNG

虫歯はケガではなく、細菌感染症です。全身の免疫力が下がると、細菌が元気になって歯の痛みも強くなります。

ですから、歯が痛い時は以下に挙げるような免疫力が下がることもNGといえます

・喫煙
・睡眠不足
・不規則な生活リズム
・栄養不足
・ストレス

とくに喫煙は、口内乾燥を引き起こして、唾液による自浄作用・抗菌作用・殺菌作用・歯の石灰化の促進を弱めることになるので、歯が痛い時はもちろん、平常時も可能な限り控えた方が望ましいです。

ちなみに、喫煙は歯周病のリスク因子としても有名です。

まとめ

今回は、歯が痛い時にやってはいけないことを阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科が解説しました。歯がズキズキと痛い症状は、主に虫歯が原因です。

虫歯は細菌感染症なので、全身の血流が良くなること、免疫力が下がることは原則としてNGです。

また、虫歯は細菌感染症であると同時に、傷口が身体の外に露出している病気でもあるため、患部を刺激するようなことも避けてください。

そして、できるだけ早い時期に歯科を受診するようにしましょう。

阿倍野区の西田辺の歯医者 西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行

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