Jokanスクールアドバンスコース研修報告
当院の歯科衛生士2名が、6ヶ月間にわたるJokanスクールのアドバンスコースを修了しました。
この長期にわたる研修の成果を皆様と共有できることを大変嬉しく思います。
Jokanスクールは、歯科衛生士の卒後教育において日本一を目指す研修グループとして知られています。
アドバンスコースは、ベーシックコースを修了し「合格」と認められた歯科衛生士のみが参加できる、より高度な内容のプログラムです。
この6ヶ月間のコースでは、歯周インスツルメンテーションの実践的な技術はもちろんのこと、人間性や知識の向上にも重点が置かれています。
参加者は、上間京子先生による「上間トーク」を通じて自己を見つめ直し、プロフェッショナルとしての心構えを学びます。
また、症例作成を通じて臨床的な思考力を養い、患者さんの全身状態や生活環境まで考慮した包括的な治療計画を立てる力を身につけます。
当院の2名の歯科衛生士は、この半年間の厳しくも充実したプログラムに真摯に取り組み、見事に修了しました。
彼女たちは、シャープニングやSRPなどの技術面での向上はもちろん、歯科衛生士としての使命感や患者さんへの接し方にも大きな成長が見られました。
特筆すべきは、上間京子先生には以前、当院に月に1日、3年間にわたって院内研修に来ていただいていたことです。
この経験が、今回のアドバンスコース修了の基盤となりました。
上間先生の指導は、OJT、フィードバック、症例検討会、抄読会など多岐にわたり、当院のスタッフの成長に大きく貢献してきました。
6ヶ月間の集中的な研修と、以前の3年間の院内研修の経験を通じて、当院の歯科衛生士たちは「歯科衛生士としてのやりがいと誇りを再認識した」と語っています。
Jokanスクールでの学びにより、単なる「歯のクリーニング」ではなく、患者さんの口腔の健康を守り、QOLの向上に貢献する重要な役割を担っているという自覚が深まったようです。
この経験は、彼女たち個人の成長にとどまらず、当院全体のケアの質の向上にもつながると確信しています。今後は、長期にわたって学んだ知識と技術を日々の診療に活かし、さらには他のスタッフへの指導も行っていく予定です。
患者の皆様におかれましては、より高度な歯周治療と予防ケアをご提供できるようになりましたので、ぜひ定期的なメンテナンスにお越しください。
当院は今後も、スタッフの継続的な教育と研鑽に力を入れ、皆様により良い歯科医療を提供できるよう努めてまいります。
Jokanスクールでの6ヶ月間の学びと、過去3年間の院内研修の経験を活かし、「一歯でも多くの歯を救い、患者様のQOL(生活の質)向上に貢献する」という当院のミッションの実現に向けて、さらなる努力を重ねてまいります。
皆様の変わらぬご支援とご指導を、よろしくお願い申し上げます。
阿倍野区の西田辺の歯医者 西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行