阿倍野区 歯医者 ストレス 歯周病 虫歯 関係 西田辺えがしら歯科

ストレスと歯周病や虫歯の関係

阿倍野区 歯医者 ストレス 歯周病 虫歯 関係 西田辺えがしら歯科

ストレスと歯周病や虫歯の関係について阿倍野区西田辺の歯医者 西田辺えがしら歯科の歯の豆知識ページです。

ストレスは、さまざまな病気のリスク因子であることがわかっています。
それは口腔がんをはじめとしたお口の病気も例外ではありません。

そうなると歯周病や虫歯といった誰もがかかる口腔疾患とストレスとの関係も気になってくるかと思います。

今回はそんなストレスと虫歯や歯周病の関係について、阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科がわかりやすく解説をします。

ストレスを受けると何が起こる?

ストレスを受けると、私たちの口腔内にはどのような変化が現れるのか。まずはその点から解説していきましょう。

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唾液の分泌量が減る

私たちの身体は、強いストレスに晒されると、交感神経が優位となって唾液腺の働きが低下します。
つまり、唾液の分泌量が減少するため、口内が乾燥してしまうのです。

お口の中が乾燥している状態では、歯周病や虫歯のリスクが高まります。
なぜなら唾液には、汚れや病原体を洗い流す自浄作用、殺菌を排除する抗菌作用・殺菌作用、酸によって溶かされた歯を修復する再石灰化作用、酸性に傾いた口内環境を中性へと戻す緩衝作用などが期待できるからです。

これはストレスによって歯周病や虫歯が誘発されるわかりやすいメカニズムといえるでしょう。

免疫力が低下する

習慣的にストレスを受けている人の身体は、免疫力が低下しています。ストレスによって交感神経が優位なった状態は、血管の収縮を引き起こし、酸素や栄養素、免疫細胞などの供給が停滞するからです。

ちなみに、歯周病や虫歯といった口腔疾患の多くは、細菌の活動が原因となるため、免疫が低下することで発症リスクが高まります。
とくに歯周病では、ストレスによる免疫力の低下が病気の発症に深く関係していることがわかっています。

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タバコを吸う本数が増える

喫煙習慣のある人は、ストレスを緩和する目的でタバコを吸うケースが多いです。
確かに、喫煙はストレスや疲れなどを一時的に和らげる方法として有効ですが、それ以上に有害な作用があることを忘れてはいけません。

具体的には、タバコの煙が口腔粘膜の血流を悪くし、酸素や免疫細胞の供給を減少させます。
そうなると細菌の活動が活発化して、歯周病などの口腔疾患のリスクを上昇させるのです。

歯ぎしりや食いしばりが多くなる

普段から歯ぎしりや食いしばりといったブラキシズムがある人は、どんなタイミングでそれが増えているのかを改めて確認してみましょう。
おそらく、強いストレスを受けたタイミングで、歯ぎしりや食いしばりが増えていることでしょう。

歯ぎしりや食いしばりでは、歯と歯の間に食べ物が介在しないだけでなく、圧力のコントロールもできないことから、男性の場合では60~100kg程度の力が歯にかかると言われています。

それがストレスを受けるたびに起こるのが歯ぎしり・食いしばりなので、歯にかかるダメージは計り知れません。

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実際、歯ぎしりや食いしばりが習慣化している人の歯は、噛む部分である咬合面(こうごうめん)が大きくすり減っていることに加え、歯茎や顎の骨にも炎症が起こっている場合も珍しくないのです。

ちなみに、歯の摩耗が進むと象牙質が露出して虫歯リスクが高まり、歯茎や顎の骨に炎症が起こると歯周病リスクが高まります。

まとめ

今回は、ストレスと歯周病や虫歯との関係について、阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科が解説しました。

ストレスは万病の元と言われますが、唾液分泌量や免疫力の低下、歯ぎしり・食いしばりや喫煙本数の増加などは、口腔疾患が最も影響を受けやすい弊害となっています。それだけにストレスは上手に解消、あるいは回避することが重要といえます。

阿倍野区の西田辺の歯医者 西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行

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