「歯を抜いてインプラントは、いつはいるの?」
「何回かかるの?」
最短のインプラント治療法とは!!
ある患者様の話です。
Aさんは、前歯がぐらぐらして、食事の後など噛むとしばらく痛くなり、なるべく痛い歯にあたらないように食事をしていました。
前に通っていた歯科医院では「早く歯を抜いた方が良い」と勧められてもいましたが、なにしろ前歯のこと。「前歯を抜いたらとても目立つし、格好悪いし、痛いというのも嫌だ」と、抜歯を先送りしていました。
しかし、とうとう遂に、歯の歯茎が腫れ、どうしようもない程の痛みが出て、薬を飲んでも治まらなくなってしまいました。
そこでAさんは、家の近所の歯科医院を受診しました。
その医院では、カウンセリングをしっかりと行ってくれて、歯を抜いた後にすぐに仮歯を入れる方法、麻酔が以前のように痛いものではないことなどを説明され、不安な点について相談にのってもらうことができました。
今回、前歯を抜いた後の治療として、ブリッジで隣の健全は歯を削るというのはとても抵抗があったので、Aさんは「インプラント治療」にしようかと考えていました。
治療についてのカウンセリングあったので、その治療について詳しく聞くとインプラント治療もいろいろやり方がりあるようでした。
Aさんは痛みが苦手なため、一回で歯を抜き、即時にインプラントを埋め込む、「抜歯即時インプラント埋入法」という処置に興味をひかれました。
通常、歯科インプラントは、顎の骨を削って埋め込むので、とても痛く、腫れもひどいと聞いていたため、Aさんとしてはその治療法は論外でした。
しかし、「抜歯即時インプラント埋入法」は、麻酔や抜歯、インプラント埋め込みまで一回で終わらせてしまうというもの。
顎の骨を削る量は、歯を抜いた凹みに少しインプラントが入る穴の形を整える程度で、歯茎を切開もせず、ダメージも少なく、なにしろ「痛みが歯を抜いた時と同じ程度」という点が魅力的でした。
「どうせ麻酔をして外科処置をするのだったら、一回で終わらせてしまった方が絶対いい!」
Aさんは、「抜歯即時インプラント埋入法」を決断しました。
さてその後、予定通り「抜歯即時インプラント治療」を受けました。カウンセリングで聞いたように、特に痛みもなく、腫れたりすることもありませんでした。
その日に仮の歯が入り、無事にインプラント手術が終わりました。4か月後には最終的な人工の歯が入り、治療終了となりました。
Aさんは、今でも定期健診にえがしら歯科で通っておられます。
これは、実際に当院で「抜歯即時インプラント埋入」の処置を受けられた患者様のお話です。
この方は、ずいぶん長い間、前歯について悩んでおられました。食事の度に痛みが気になって、楽しく食事をすることができませんでした。
それが、この処置によって、手術の翌日から美味しく食事をすることができるようになったのです。
あなたも、何も気にせず、日々の食事を楽しみたいと思いませんか?
特にこの治療をお勧めしたい方々はこのような方です。
1.とても怖がりで、最善の治療を、最小限の痛みで済ましたいと思っている方
2.虫歯や歯周病で抜かないといけないが、抜いた後に何を入れるか迷っている方
3.抜いた後に早く歯を入れて、治療期間を少しでも減らしたい方
では抜歯即時インプラント埋入法とはどんな治療でしょうか?
詳しく説明します。
まず、何らかの理由で歯を抜くことになると、歯を抜いた際、歯茎に歯を抜いた痕の穴が残ります。
現在一般的に行われているインプラント埋入は、抜歯の処置を行った後、穴が完全に治癒するまで2~6カ月待ってから、インプラントを埋め込む手術を行います。
その後3~6カ月待ってから、土台をはめる手術を行います。つまり、手術を3回行う必要があります。
一方で、「抜歯即時インプラント」の場合は、「抜歯」と「インプラント」を同日に行うので、歯を抜いた痕の穴が治る期間を待つ必要がありません。
インプラントが骨と結合するまでの3~5カ月の期間、仮歯を使う事ができます。(仮歯については個人差があり、できない場合があります。)
この技術により、外科処置は3回ではなく1回になり、身体的な負担が軽減され、治療期間も大幅に短縮されます。
また、特に前歯では歯茎の形態がそのまま保存されて、より天然の歯に近い形のかぶせ物を入れることが出来るようになりました。
通常の方法では、「治療期間が長くかかる」、「外科処置が3回以上必要になる」、「抜歯した部分の骨が痩せていってしまう」などのデメリットもありました。
今までは、抜歯したすぐ後は、感染の問題や骨が安定するまでインプラント治療を行うことが難しいとされていたため、この方法が行われていませんでした。
しかし近年、これらの患者様の負担となるデメリットを解消すべく、技術やインプラント製品の向上によって、抜歯したその日にインプラントを埋め入れる技術が確立されました。
これが、「抜歯即時インプラント埋入法」です。
「抜歯即時インプラント埋入」のメリットをまとめると、下記のようになります。
- 抜歯とインプラント手術の外科処置が一回の手術回数で済むため、患者様の負担が少ない。
- 抜歯直後は、傷を自然に治す治癒力が活発に働くため、抜歯した部分の回復が早い。
- 抜歯した穴を利用するので、インプラントを埋め込むためにドリルで削る量は最小限で済む。
- 歯茎を切ったり、顎の骨を削ることが少ないので、痛みや腫れが最小限。(抜歯時と同じ程度)
- 抜歯と同時にインプラントを埋め入れるので、従来の約半分の治療期間で済む。
- 抜歯と同時にできるので、麻酔の回数を減らすことができる。
メリットが沢山ある一方で、まだデメリットがあり、残念ながらすべての人が治療可能な方法ではありません。
「インプラントを埋め込むための十分な骨の量がある」、「歯周病にかかっていない」などの条件があり、患者様の顎の骨の状態などによっては適用出来ない場合があります。
また、歯科医師の高度な技術力を必要としますので、残念ながらどこの歯科医院でも受けられる治療法ではありません。
技術力の乏しい歯科医師ならば失敗する確率は高いと言えます。
この方法は、当院のこだわる治療方針に通じたものがあります。
高い治療費を出して、腫れる、痛い、という思いをしたい人はいないと思います。
できるだけ痛くなく、腫れることなく、すぐに新しい歯を入れたいと考えるのではないでしょうか。
現在、高齢者の歯科受診患者は増加しており、歯科診療所の受診患者の3人に1人以上が. 65歳以上と言われています。
今後、日本は寿命が延び、同時に超高齢化を迎えるわけですが、歯の残存率はどうなるのでしょうか。歯の欠損で悩まれる方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また、高齢化に伴い、体力の治癒力も低下してきます。
この方法は、そんな方でも安心して受けられる優しいインプラント治療と言えるのではないでしょうか?
「入れ歯」や「ブリッジ」などの、保険が適用される外科処置を行わない治療もありますが、違和感が強かったり、隣の歯を痛めたり、しっかり噛むことができなかったり、問題点は多くあります。
あなたが本当のQOL(高い生活水準)を望むなら、最良の方法は歯科インプラントしか考えられないと、私は考えています。
えがしら歯科のこだわる「優しいインプラント治療」とは、
- 痛みや腫れが少ない方法をとっている。
- 治療回数が少なく、期間を短縮することを考えている。
- 治療期間中のQOLの低下を防ぐ配慮をしている(例えば、仮歯などを見栄えの回復や、早く噛めるようにする)
もし、あなたがこの治療法に興味をお持ちでしたら、是非ご来院ください。
ご予約はお電話、もしくは24時間ネット予約(初診のみ)でお願いします。
「思いっきり笑える」「当たり前に噛める」「友達や家族など、大切な人との食事を楽しめる」
あなたの人生が最高の人生を送れるように、
「高い技術でハイクオリティーな歯科治療をできる限り痛み少なく行い、あなたの笑顔をお守りすること」
それが、えがしら歯科の使命です。