阿倍野区 歯科 金属 種類

歯科治療で使われる金属の種類や特徴を解説

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こんにちは。阿倍野区西田辺の西田辺えがしら歯科です。

歯科治療では、いろいろな種類の金属を使用します。

それぞれに異なる性質があり、身体に与える影響にも違いが見られます。

最近では、銀歯による金属アレルギーがクローズアップされ、歯科用合金への不安も高まっているようですね。

そこで今回は、歯科治療で使われる金属の種類や特徴について、阿倍野区 西田辺の西田辺えがしら歯科が詳しく解説します。

金銀パラジウム合金

健康保険適応で歯科治療で使われる最もスタンダードな金属は「金銀パラジウム合金」です。

冒頭でも述べた「銀歯」の材料で、金12%、銀50%、パラジウム20%、銅17%で構成されており、その他にもスズや亜鉛、インジウム、アルミニウムなども含まれています。

歯科治療では、詰め物や被せ物、ブリッジ、入れ歯に使用されます。

合金と呼ばれるだけあって、たくさんの種類の金属が使われていますね。

そのため金属アレルギーを引き起こす可能性もあります。

銀合金

健康保険適応で歯科治療で使われる銀歯には金銀パラジウム合金の他に銀の含有量の多い銀合金があります。

銀合金は、銀(60%以上)とインジウム、亜鉛、銅、すず、アルミニウムなどで構成された合金です。
歯科治療では、詰め物や被せ物、ブリッジに使用されます。

銀合金は比較的リーズナブルな価格で治療を受けることができるのがメリットです。

しかし、金属アレルギーを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

これまでに保険診療で金属の詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)による治療を受けた経験がある場合は、この金銀パラジウム合金銀合金がお口の中に入っていることでしょう。

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銀歯は金属アレルギーに要注意

歯科治療で金属アレルギーの原因となりやすいのは金銀パラジウム合金か銀合金「銀歯」です。

上記の金属のうち、ひとつでもアレルゲンとなるものがあれば、金属アレルギーのリスクが生じます。

銀歯に用いられる合金は、安定性が高くはなく、金属イオンの溶出が起こるのです。

溶け出した金属イオン歯茎の血管に入り、抗原とみなされればアレルギー反応を引き起こします。

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歯科金属アレルギーは口の中ではなく、手や足に症状が出ることが多い

また、金属イオンが歯茎に沈着すればメタルタトゥー(銀歯の周囲の歯茎が黒くなる)を生じさせます。

保険診療で使われる銀歯の金銀パラジウム合金や銀合金ですが、欧米では歯科治療には使われていません。

銀歯は時間とともに口の中でサビます。

それによって歯との隙間ができやすくなったり、歯よりも硬いため噛み合う歯を傷めたりするため、虫歯の再発(2次虫歯)しやすくなります。

金属アレルギーなどが心配な方は、自費治療にはなりますがセラミックを選びましょう。

阿倍野区西田辺の西田辺えがしら歯科にご相談下さい。

ゴールド(金)

ゴールドは、文字通り「金」を指します。

宝飾品などに用いられる貴金属の一種であり、見た目は金色です。

材料費が高価であるため、ゴールドを用いた歯科治療は原則として自費となります。

ゴールド(金歯)は銀歯とは異なり、金属アレルギーのリスクがほとんどありません。

被せ物や詰め物に使用され歯質との適合性が高く、虫歯の再発リスクも極めて低くなっています。

天然歯と同じくらいの硬さであることから、噛み合う歯を傷める恐れも少ないです。

歯科治療に使用する金属では最も優れています。

つまり、金歯と銀歯というのは単に色が違うだけではなく、生体安全性や機能性、耐久性などにも大きな違いが見られるのです。

コバルトクロム合金

コバルトクロム合金は、コバルト60%、クロム30%、モリブデン5%で構成された歯科用合金です。合金ではあるものの、金属アレルギーのリスクはそれほど高くありません。

歯科材料の中で最も硬いと言っても過言ではなく、被せ物やブリッジ、入れ歯のフレームやクラスプに用いられます。

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チタン・チタン合金

チタンは、生体親和性の高い金属です。

生体親和性とは簡単に言うと金属アレルギーを起こしにくい、ということです。

顎の骨に埋め込むインプラント(人工歯根)の材料として有名ですね。

ニッケルチタン合金は、形状記憶の性質を備えていることから、矯正用のワイヤーに用いられることが多いです。

軽くて丈夫”というメリットを生かして、入れ歯のフレームに利用されることもあります。

しかし、このチタンは歯や詰め物の形への加工が難しく、精度や適合に課題がある場合があります。

歯科技工士の腕や加工機器の優劣に影響を受けやすいでしょう。

アマルガム

アマルガムは、過去に歯科治療で多く使われていた合金です。

健康面にリスクのある水銀が50%ほど含まれているため、数十年前から使用が控えられるようになりました。

アマルガムには、水銀以外にも銀、スズ、銅、亜鉛などの金属が含有されています。

これからアマルガムの治療を受けることはありませんが、過去に受けた治療でアマルガムがお口の中に残っているケースは多々あります。

まとめ

今回は、歯科治療で使われる金属の種類と特徴について、阿倍野区西田辺の西田辺えがしら歯科が解説しました。

実際は他にもたくさんの種類の金属が使われており、歯科治療を支えてくれています。

そんな歯科の金属に関心のある方は、いつでも阿倍野区西田辺の西田辺えがしら歯科までお尋ねください。

過去に入れた銀歯やアマルガムの状態が心配という方も阿倍野区西田辺の西田辺えがしら歯科まで、お気軽にご相談ください。

阿倍野区西田辺の西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行

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