口腔内乾燥症 阿倍野区 西田辺えがしら歯科 歯医者

口腔乾燥症(ドライマウス)とは?症状や原因、対処法を解説

口腔内乾燥症 阿倍野区 西田辺えがしら歯科 歯医者

口腔乾燥症(ドライマウス)とは?症状や原因、対処法を解説について、阿倍野区の西田辺えがしら歯科の歯の豆知識ページです。

歯科では、ドライマウスである口腔乾燥症の患者さんを見ることが多いです。

やはり、ドライマウスは、多くの口腔疾患のリスク因子となっているのでしょう。

今回はそんな口腔乾燥症の症状や原因、放置するリスク、対処法などを阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科が詳しく解説します。
お口の乾燥に悩まされている方は参考にしてみてください。

口腔乾燥症とは?

口腔乾燥症とは、その名の通りお口の中が日常的に乾燥している状態を指します。

口腔乾燥症の原因としては、さまざまな疾患・習慣などが考えられることから、必要に応じて種々の検査を実施することになります。

基本的には、安静時唾液検査や刺激唾液検査を行って唾液分泌量を測定し、正常な値を示すかを調べます。

口腔内乾燥症 阿倍野区 西田辺えがしら歯科 歯医者

口腔乾燥症の症状は?

次に挙げる症状が認められる場合は、口腔乾燥症が疑われます。

・口の中がいつも乾いている
・唾液がネバネバしている
・味を感じにくい
・食べ物が飲み込みにくい
・口臭が強い
・歯垢や歯石がつきやすい
・舌の表面がひび割れている
・口の粘膜が赤く腫れてヒリヒリしている

ケースによっては、深刻な全身疾患が潜んでいる場合もありますので、気になる症状がある場合は一度、歯科を始めとした専門の医療機関に相談しましょう。

口腔乾燥症の原因は?

口腔乾燥症の原因は、局所的要因・全身的要因・唾液腺障害・神経性要因・生理的要因(加齢)の5つに大きく分けられます。

【局所的要因】

口腔乾燥症の局所的要因としては、口呼吸、お酒やコーヒーなどの嗜好品の習慣的摂取、水分摂取量の不足、不十分な咀嚼などが挙げられます。

【全身的要因】

口腔乾燥症の全身的要因としては、シェーグレン症候群や膠原病といった自己免疫疾患、血液疾患、向精神薬や降圧薬などによる影響、内分泌異常などが挙げられます。

【唾液腺障害】

唾液を分泌する器官である唾液腺に何らかの障害があると、口腔乾燥が引き起こされます。

【神経性要因】

顔面神経障害や自律神経障害などが原因で、口腔乾燥症を発症することがあります。

【生理的要因(加齢)】

私たちの唾液腺は、年齢を重ねるとともに萎縮していく傾向にあります。
その結果、唾液の分泌量が低下していくのです。

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口腔乾燥症を放置するリスク

口腔乾燥症を放置していると、歯周病や虫歯を始めとしたお口の病気のリスクが上昇します。
その他、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、食事や会話にも支障をきたしたりするため、十分な注意が必要です。

口腔乾燥症を改善する方法

口腔乾燥症の対処法は、原因となっている習慣や疾患によって大きく変わります。

まず、口呼吸や嗜好品の摂取、水分不足などが原因となっている場合は、そうした習慣を今日からでも改めてください。

全身疾患が原因となっている口腔乾燥症では、その病気に関する治療を専門の医療機関で受ける必要があります。

ここまではいわゆる原因療法で、対症療法としては、以下の方法が挙げられます。

口の中の保湿ケア

保湿効果の高い口腔ケア用品を使って、口腔乾燥を改善します。

唾液腺マッサージ

唾液腺を適切な方法でマッサージすることで、唾液の分泌量を増やすことができます。

薬物療法

唾液の分泌量を増やす薬剤や漢方薬を服用します。

まとめ

今回は、お口の中が乾燥する口腔乾燥症(ドライマウス)の症状や原因、対処法などを阿倍野区の歯医者、西田辺えがしら歯科が解説しました。

口腔乾燥は、口呼吸や不十分な水分補給といった単純な理由からだけでなく、深刻な病気によって引き起こされることもあるため、気になる症状がある人はまず歯科医師に相談すると良いでしょう。

ケースによっては、医科の病院を紹介されることになりますが、病気や異常の有無をスクリーニングするのであれば、お口の専門家である歯医者が適しています。

阿倍野区の西田辺の歯医者 西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行

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唾液検査とは