痛くない歯医者(無痛治療)の探し方

虫歯歯周病の治療歯科医院を選ぶ際、何を基準に選ぶかは人によって異なります。

例えば
「とにかく早く治してもらえる」
「夜遅くまで診療している」「家から近い」
「高度な歯科治療を受けられる」

など、歯科医院を選ぶ理由は様々です。

ただその中でも、多くの方が選びたくなるのは「治療が痛くない歯医者」ではないでしょうか。
歯医者通いの足が重くなる大きな原因の1つが、治療中の痛みです。

歯科医院側もその点を最も考慮しており、近年では無痛治療を掲げる歯科医院も多くなりました。

それでは実際に痛くない歯医者(無痛治療)とはどのような歯科医院なのか、痛みに配慮している歯科医院の特徴やポイントなどを以下にご紹介していきますので、歯科医院選びの参考にしてください。
痛む女性

術前の対応や治療内容の説明が丁寧な歯科医院

患者様の中には、「ここの歯科医院は痛くない!」といった口コミや、知人の評判などを基準に歯科医院を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。

しかし、痛みの感じ方には個人差があります。
また、
「当院は無痛治療を行っています」
「当院の治療は痛くありません」

といくら謳っていても、治療が独善的であったり、こちらの言い分に耳を傾けてくれない歯科医院であれば、治療に対する疑念や不安が生じてしまいます。

実は患者様が「治療に対して不安に感じること」が治療中の痛みを強くする大きな要因なのです。

治療が痛いか痛くないかは、実際に歯科治療を受けてみないと分からないのも事実です。
しかし、治療がはじまるまでの対応によって、その歯科医院が痛みなども含め、患者様にどのような配慮を行っているかがある程度把握できます。

まず治療を受ける前に、以下のポイントを注意深く見てみましょう。

?治療に際して、様々な検査やレントゲン撮影などを十分に行っているか

?検査の結果を元に、現在の状態や治療の内容について十分な説明を行っているか

?こちらの疑問や不安をしっかり聞いて対応してくれるか

?他のスタッフも不安や疑問に対して真摯に応対してくれるか

麻酔の痛みに配慮している歯科医院

歯科治療で痛みを感じやすいのは、治療の始めに行う歯科麻酔です。
この麻酔時の痛みを和らげることこそ、歯科における無痛治療の基本となります。

したがって、患者様が最初に感じる麻酔の痛みに配慮している歯科医院は「痛くない歯医者」の代表格と言えるでしょう。


治療機器

麻酔の針を刺す時の痛み

麻酔に際に最も痛みを感じるのは、麻酔注射の針を刺す時です。
この痛みに配慮しているかどうかは、表面麻酔の使用と注射針の太さが決め手になります。
?表面麻酔の使用
針の痛みを和らげるには、まず注射を挿入する部位に表面麻酔を行うことが必要です。
表面麻酔にはジェル状の塗るタイプのものや、スプレーで噴射するタイプなどがあります。
また、歯科用レーザーを導入している歯科医院では、レーザーの麻酔効果を応用した表面麻酔を行うところもあります。

?注射針の太さ
注射針を刺す時の痛みは、針の太さに比例します。
つまり注射針の太さが太いほど、針を刺す時の痛みは強くなります。
麻酔時の痛みに配慮する歯科医院ではこの針の太さにもこだわり、最も細い33G(直径0.26mm)の注射針を使用しています。
この針を使うには、針が細すぎる為に麻酔液が出にくく、手指にかなり力が必要で、また所要時間がかかるため、電動麻酔器が必要です。

麻酔薬を注入する時の痛み

歯科麻酔は麻酔薬を粘膜の中に注入する時にも痛みを感じやすくなります。
その原因は麻酔薬を注入するスピードです。そのため痛みに配慮する歯科医師は麻酔の注入もゆっくり行い、麻酔時の痛みを和らげるように努めます。

また近年では注入スピードを調節できる電動麻酔器を導入する歯科医院も増えています。
電動注射器は、術者によってどうしてもムラのでやすい注入スピードをコンピューターによって制御することで、痛みのでないスピードを常に保つことが可能です。

治療中の痛みに配慮している歯科医院

歯科治療ではよく麻酔を使用しますが、麻酔を使ったからといって必ずしも治療中に痛みがでないとは限りません。
無痛治療を心がけている歯科医院ではその点についても十分に理解し、治療中に生じる痛みに対しても様々な配慮を行います。

治療中における力のコントロール

治療中にできるだけ痛みを少なくするためには、治療器具を使用する際の力加減が重要なります。
具体的には虫歯治療歯を削る時に用いるタービン(歯を削る機械)の先端を当てる力や、歯周病治療で歯石除去の時に用いるスケーラー(歯石をとる器具)を当てる力などです。

術者側からすると、力を入れたほうが虫歯や歯石を取り除くスピードも上がり、治療効率が上がります。
また難しい抜歯では、力をいれないと抜けないようなケースがあることも確かです。
ただそのような場合でも、うまく力をコントロールしながら痛みの軽減に努める歯科医院は、「痛くない歯医者」の模範と言えるでしょう。

またそのような歯科医院では患者様の口に触れたり、器具を入れる際にも十分な注意を払います。
一方で、術者が唇を強引に引っ張ったり、器具の扱いが乱暴で関係のない部位にまで当ててくるような歯科医院は、患者様の痛みに対して配慮が欠けていると言えます。


歯科衛生士

治療中の声かけ

治療中に痛みを少なくするためには、治療中の声かけが非常に重要となってきます。
歯科治療は診療台に寝かされてしまえば、あとは術者の手にすべてが委ねられます。

そのような中で
「これから何をするのか」
「今どのような状況なのか」
「次は何をされるのか」
など、患者様が様々な不安を抱くのは当然です。

そしてそのような不安で体が緊張すると、痛みを強く感じやすくなります。
無痛治療を心がける歯科医院はこの点も十分把握し、治療中の患者様の状態を注意深く観察しています。
また診療台を起こしたり寝かせたりする際の声かけや、治療のステップごとに痛みの有無の確認を行うことで患者様の緊張や不安を和らげる配慮も忘れません。

麻酔が効きにくい時の対処法

重症化した虫歯や歯周病の場合、炎症が強くなると麻酔が効きにくくなります。
また痛みの感じ方には個人差があり、同じような治療を行っても痛みを感じる方と感じない方がいます。

どんな状況であっても患者様本人が痛みを訴えた場合に、術者側がどのように対応してくれるのかも「痛くない歯医者」選びのポイントです。

麻酔がうまく効かないようなケースにおいて、痛みに配慮する歯科医院では麻酔が効かない原因に応じて個々に対処していきます。

例えば、
虫歯が歯の神経まで到達してしまい炎症が強く麻酔が効かない場合は、歯の神経を痛みや炎症を抑制する鎮痛作用のある薬を虫歯に詰めます。
しばらくすると一時的に痛みや炎症が引きます。
その後、再治療に臨みます。

歯周病の炎症が強い場合は治療を一旦中止し、まずは洗浄や炎症を抑える処置、投薬を行ってから再治療に臨みます。

また骨が硬く麻酔が効きにくい患者様には、麻酔法の種類などを変えるなどして対応します。

大切なのはその歯科医院を信頼できるかどうか

以上に述べてきたように、無痛治療を掲げる歯科医院では、患者様の痛みを取り除くために様々な工夫を行っています。
しかし歯科治療を受けるうえで最も大切なことは、患者様と歯科医師との信頼関係です。

治療中に痛みをなくす前提には、まず患者様が安心して歯科治療を受けられるかどうかが重要な鍵となります。

近年ではどの歯科医院でもホームページを持っています。

中には怪しい誇大広告を載せている歯科医院もありますが、医院の医療理念や治療方針などを丁寧に記載している歯科医院も多くあります。

まずはその内容を確認し、不安や疑問に対してはきめ細やかな対応を行ってもらえる歯科医院を選びましょう。


ハートの雲

大阪市阿倍野区西田辺のえがしら歯科では、痛みを極力少ない治療を心掛け、最新の設備と技術を習得しております。

また、安心してご来院頂けるように、お口の状況・治療内容など詳しくご説明した上で治療を進めていきます。

無痛治療への取り組みとして、当院独自に次のような「7つの取組み」を行っています。

1. 歯茎の表面に、麻酔の塗り薬を塗っています
2. 最新の麻酔法やテクニックを習得
3. 麻酔液を人肌に温めています
4. 一番細い注射針を使っています
5. 麻酔が効くまで待ち、確認してから治療をはじめます
6. 安心して治療に臨めるように術前の説明を丁寧にしている

詳しくは「痛くない治療」ページをご覧ください。

地域の皆様と笑顔で楽しい毎日、そして何でも食べられる喜びを分かち合えるよう、スタッフ一同しっかりサポートさせて頂きます。
お口に関するお悩みやご質問などございましたら、お気軽にご相談ください。

厚生労働省認可 再生医療施設
医療法人 優伸会 えがしら歯科 西田辺インプラントセンター併設
院長 江頭伸行 スタッフ一同


大阪市 阿倍野区 西田辺 医療法人優伸会 えがしら歯科 西田辺インプラントセンター併設

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