阿倍野区 在住 歯周病 治療 症例 50才代 女性 S様
住吉区在住の50才代 女性S様の当院で歯周病の治療を行った症例です。
<治療内容>
この患者さんは歯茎からの出血東前歯の歯並びが出っ歯になってきたとの訴えの下で当院に来院されました。
診察すると右の前歯が他の歯の並びよりも前に出ておりました。
その歯の周囲には歯肉の腫れが目立ち、動揺しておりました。
歯周ポケットも本来なら知っ抜歯の適応9 mm 、とかなり深い状態で歯周病の重度だと診断しました。
他の歯も歯周病の精密検査をしたところ全体的に5 mm から6 mm の深い歯周ポケットと動揺する葉がいくつか見られましたので中等度の歯周炎と診断しました。
今回、治療を行っていく上でこの前歯をどうするかということに悩みました。
本来歯周ポケットが9 mm で動揺が2度となると通常は抜歯の適応となります。
しかし、まずは歯周病の初期治療において経過を見ることにしました。
初期治療において歯石の除去を徹底的に行いブラッシング指導を行いました。
患者さんはしっかりと歯科衛生士のブラッシング指導通りに丁寧に時間をかけてブラッシングを行っていただけました。その結果、全体的に歯肉の腫れが改善され歯周ポケットも浅くなっていきました。
再検査で出血は減ったものの深い歯周ポケットが前歯をも含め多数のこりました。
そこでポケットの深い歯については歯周外科フラップ手術とリグロスによる歯周再生療法を行いましたを行いました。
現在前歯については 歯周ポケットも4 mm と浅くなり、出血もほぼなくなり、安定した状態です。
しかし前歯の動揺は残り、左の被せ物も歯茎が引き締まったせいで歯の間に隙間ができた。
そして、前歯2番から2番までの連結の被せものを装着することになり現在、様子を見るため仮歯の状態で安定して推移しています。
<治療費>
健康保険で定める歯周病の治療費
約50.000円
<治療期間・回数>
約6ヶ月間、20回
<リスク・副作用>
歯石除去に伴う出血や一時的な知覚過敏がありました。また歯周外科処置後には疼痛や軽度の歯肉の腫脹
大阪市 阿倍野区 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行