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インフォームドコンセント、インフォームドチョイスについて

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阿倍野区の西田辺えがしら歯科のインフォームドコンセント、インフォームドチョイスについての院長ブログです。

医療の世界でインフォームドコンセントという考え方が普及してかなりの年月が経ちました。
今では一般の方でもこの言葉を知らない人はいらっしゃらないことでしょう。

ただ、インフォームドコンセントの具体的な内容については、少し誤解されている方も少なくありません。
また、最近よく耳にするようになったインフォームドチョイスと混合されている方もいらっしゃいます。
今回はそんなインフォームドコンセントとインフォームドチョイスについて、わかりやすく解説します。

インフォームドコンセントの意味

インフォームドコンセントとは、日本語で「説明と同意」を意味します。
これは診療を進めていく上で至極当然の流れのように思えますが、ひと昔前まではそれが普通ではなかったのです。

医師や歯科医師が下した診断、立案した治療計画は絶対的なものであり、患者さんに詳しく説明する必要がなかった時代が現実としてあったのです。

これを専門的には「パターナリズム」と呼び、患者さんの自己決定権がないがしろにされていました。

そうして広まっていったのがインフォームドコンセントです。
主治医から診断結果や治療内容の説明があり、それに納得できない部分があれば「セカンドオピニオン」を求めることも可能です。

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インフォームドチョイスとは?

インフォームドコンセントと似た言葉に「インフォームドチョイス」というものがあります。
これはインフォームドコンセントからさらに一歩進んだ考え方で、患者さん自身で治療法を選べるようにしよう、というものです。

ここではイメージしやすいように、インプラント治療を例に挙げてみましょう。
インフォームドコンセントでは、失った歯の治療法としてインプラントを提案し、具体的な治療期間や治療内容、費用を説明します。

一方、インフォームドチョイスでは、インプラント以外にもブリッジや入れ歯といったその他の選択肢を提示して、患者さん自身で決定できるよう配慮します。
すべての選択肢のメリット・デメリットを知ることができるので、患者さんも自分にとって最善の治療法を選びやすくなります。

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セカンドオピニオンとは?

セカンドオピニオンとは、主治医の診断や治療方針に疑問点や不安に感じる点がある場合、他の医師・歯科医師に「第二の意見」を求めることを意味します。
一般的な手順としては、セカンドオピニオンを求める医師・歯科医師に対して、主治医から診療情報が提供され、それをもとに第二の意見が伝えられます。

ですから、改めて別の病院・医院を受診して、診査・診断から受け直すことがインフォームドコンセントではないのです。
インフォームドコンセントを求められた医師・歯科医師は、一から検査を行うようなことはありませんので、この点はご注意ください。

すべての患者さんが持っている権利

インフォームドコンセントやセカンドオピニオン、インフォームドチョイスは、すべての患者さんが持っている権利のようなものです。
主治医が診断を下し、治療計画を立案したからといって、絶対に従わなければならないということはありません。

納得のいかない部分や理解できない部分がある場合、それは主治医の説明不足と言わざるを得ないでしょう。
場合によっては、誤診をしていることもあり得るため、第二の意見を求めたり、始めから複数の選択肢を提示してもらったりすることは、当たり前のように行われるべきなのです。

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まとめ

このように、最近では医科だけでなく歯科でもインフォームドコンセントやインフォームドチョイスを徹底することが当然の世の中になりました。

歯科治療においても、美しさ、丈夫さ、虫歯再発リスクが少ない、噛む能力が強い、アレルギーの安全性などの基準があり、その基準よって治療計画や詰め物などは変わります。

このように最善といえる医療は患者様の価値観などによっても大きく異なります。
これらは他人には判断が付かないのです。

最も重視されるべきは自己選択なのです。

歯科のことは解からないから決められない、考えるのがめんどくさい、という方も実際いらっしゃいます。

そのため、当院では歯科医師はもとより歯科カウンセラーが、患者様に治療計画や治療内容を丁寧に説明し、同意や選択をしてもらうように努めております。

阿倍野区 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行