歯科と誤嚥性肺炎の関係

日本人の死亡原因をご存知ですか?
1位はがん、2位は心疾患、そして3位は肺炎です。この3位の肺炎、年代別にみると90代になると2位に上昇します。また、肺炎で亡くなる方の90%以上は75歳以上という高齢者の方です。
その肺炎の一つ、誤嚥性肺炎という言葉聞いたことありますか?
最近、ちょこちょことテレビでも聞くようになってきましたね。高齢者の肺炎の70%が誤嚥性肺炎と言われているのです。

まず、誤嚥性とはどういう意味なのでしょうか?
普通、口から入った食べ物や飲み物、唾液は、食道をとおって胃に入っていきます。このことを嚥下というのですが、誤嚥とは、この嚥下が正しく行われずに、飲食物や唾液が気管を通って、誤って肺に入っていくことをいうのです。

では次に、誤嚥性肺炎とはなんでしょうか?
名前のとおり、誤嚥によっておこる肺炎なのですが、誤嚥により、飲食物や唾液と一緒にお口の中の細菌が肺に入り込み、炎症を起こしてしまいます。
これが、誤嚥性肺炎です。

また、高齢者の方になると、細菌が含まれた唾液を知らないうちに誤嚥している場合や、寝ている間に胃液などが逆流し、気管に入り込む場合もあります。この入り込んでしまった、お口の中にある細菌が病気を引き起こす原因となります。

では、防ぐためにはどのようにしたらいいでしょうか?

? 口の中を清潔にしましょう
先ほどいいましたように、肺炎の原因のもとは、口腔内の細菌です。ですので、菌を減らすために正しい歯磨きを身につけるためにも、定期的なクリーニングを受けましょう。また、お口の中が乾くと、菌は繁殖しやすくなるので、適度に水を飲んで潤しましょう。
? むせにくい飲食物をとりましょう
実は個体よりも液体の方がむせやすく、お茶漬けといった液体と固体が混じったものは特にむせやすいといわれています。液体には適度なとろみを、固形物は柔らかくし、適度な大きさにするようにしましょう。
? 焦らずにゆっくりと食べましょう
1回の食事に2、30分くらいかけ、1口の量を少なめにしてしっかり噛み、飲み込んでから次の1口を入れるようにしましょう。寝たきりの方は誤嚥を防ぐために、できるだけ上体を起こし、可能であれば食後2時間ぐらいは体を起こしておくようにしましょう。
? 観察しましょう
原因不明の熱、食事中や食後の咳や痰が増えたとき、誤嚥性肺炎の可能性があります。ぜひ、お医者さんに相談してみましょう。

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