日本歯周病学会にいってきました。
三重県四日市市で行われた、日本歯周病学会に参加してきました。先週は新潟で審美学会、今週は三重県四日市市でと二週つづけてはさすがに疲れます
が、えがしら歯科に来院していただいている患者さんのため、自分自身の見聞を広る
ため努力は惜しみません。
今回なぜ四日市市でといいますと、ほとんどは開催地の大学の歯学部が主幹して開催するのですが、大学歯学部が存在しない県で行
われるのはあまり例のない事でした。
その理由としては、全国各地で歯周病治療を普及させることの必要性のためだとの事でした、納得です。
開催地の先生たちは、地元開催であれば言ってみよう!思いやすからでしょうね。
さて、
大会のメインテーマは「国民の健康に貢献する歯周治療 ?歯科界のブレークスルー
を求めて?」
抗生剤薬で(飲み薬)で治す治療法や 歯科衛生士による定期的なクリーニング(SP
T)の有効性、医科から見た歯周病と糖尿病 が主な内容でした。
現在、歯周病は、細菌感染症、バイオフィルム感染症、生活習慣病であると認知され
ています。歯周病は多種類の細菌の複合感染(何十種もの細菌の同時感染)による感
染症のため、歯周病の起炎菌は、歯周ポケットの細菌叢からグラム陰性嫌性菌を中心
とした歯周病関連細菌として位置づけられています。
つまり、治りずらいということです。
歯茎からの出血、はれ、痛み、口臭などございましたら、早めの受診をしてくださ
い。