横顔のイラストにEラインを表記した画像

矯正治療の効果について様々な効果をご紹介

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矯正治療の効果はどんなものがあるの?

歯の矯正治療、歯列矯正を考えている人は多くいらっしゃるでしょう。

そして、その理由は容姿の見た目を綺麗にするためというの最も多いのではないでしょうか?

歯の矯正治療には、他にも色々な効能があります。良い効果もありますが、もちろんリスクもあります。

今回は矯正治療の効果についてお話していきます。

不正咬合の種類と治療法と顎の注意点

咬み合わせが悪い状態と原因と治療法

1.矯正の効果は?

では、一番気になる歯の矯正治療の効果について、順番に説明していきます。

他にも知らない効果があれば、より矯正をする気力も上がります。

歯の矯正治療は長期に渡ることも多いので、一旦治療し始めると簡単に辞めることはできないので、やる気を維持することもも大事です。。

もし矯正治療をして、歯並びの他にもいろいろな良いことがあれば楽しんで治療を続けられるのではないでしょうか。

笑顔が綺麗になる

まず歯列の矯正する効果として、一番のメリットスマイルが良くなります。

歯を出して笑う際、歯並びがガタガタだったり、出っ歯だったり、していると魅力的には見えません。

また、逆に歯の位置が出っ歯ではなく後方にあると、光の加減で歯が黒く見えたりします。受け口で上の前歯よりも下前歯が見えてしまうのも笑顔にはよろしくありません。

歯の矯正することによって、笑った際に、歯並び良く上の前歯が適度に見えることが素敵なスマイルにつながります。

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口元が綺麗になる

人によっては、顔を横から見た時に口唇が出ている人がいます。

歯の矯正治療をする際の基準として、鼻先と下顎の先を一直線で結んだ線をEラインという基準線があります。

このEラインに上と下の口唇が一直線に接しているか、少し中に入っているぐらいが良好な横顔と言われています。

矯正医のこのEラインを基準に歯の矯正治療計画を立てて行きます。

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赤い線がEライン

歯の矯正するおこなうことによって、前歯が内側に入り、それにともない口唇も内側に入る為、Eラインが改善されて素敵な横顔になります。

虫歯や歯周病になりにくくなる

歯並びが綺麗になると、もっと良いことがあります、それは歯磨きがしやすくなります。

歯並びが良くなると歯の凸凹がなくなり、歯ブラシの清掃効果が高まり、歯垢などの汚れが取れやすくなり、虫歯歯周病にかかるリスクが少なります。

歯の負担が減少して歯の寿命が長持ちする

歯科医的にはこの効果が一番大切だと感じています。

ただ単に歯の位置を上下の歯が当たればよい言う考えではなく、長い矯正治療に裏付けされた、歯の位置の基準となる、噛み合わせがあります。

この基準の中に大切なことが2つあります。

それは

  • 歯ぎしりした時に、奥歯が接触しない
  • リラックスした状態から噛んでくる位置で奥歯全体がしっかり噛み、前歯は紙が一枚程度抜けてく程度に噛んでいる

この2つがとても重要です。

まずは「歯ぎしりした時に、奥歯が接触しない」を解説します。

噛んだ状態の噛み合わせでは奥歯がしっかり噛むが、歯ぎしりして顎を横にずらす際には、奥歯が当たらない噛み合わせです。

このような奥歯は横からの押されることに弱く歯の動揺や歯周病を助長させます。

よって歯ぎしりや横にずらしてして奥歯が当たらない状態は奥歯の負担が軽減し歯が長持ちします。

次に「リラックスした状態から噛んでくる位置で奥歯全体がしっかり噛み、前歯は紙が一枚程度抜けてく程度に噛んでいる」を説明します。

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顎をずらさないと噛めない、噛むときに横にずれる感じがする

しっかり噛んだ状態の噛み合わせで奥歯があまり当たらない、前歯が当たる。

このような状態だと、当たりすぎている歯や顎の大きな負荷をかけてしまいます。

矯正治療後に、後戻り現象でこのような状態になる方が多くいらっしゃいます。

再度、治療した矯正医に相談しましょう。

顎関節の負担が減る

噛み合わせが原因で顎の症状が出ている場合もあります。

例えば、口があきにくい、最後まで大きくあかない、閉じにくい、あけるとき痛い、顎関節から音がするなどです。

歯の噛み合わせが原因でこの様な症状が出ている可能性があります。

その場合、噛み合わせを改善しることに、これらの症状は納まる可能性があります。

ただし噛み合わせが、それらの原因でない場合は歯の矯正治療をしても改善されません。

頭痛、肩こりが改善したり、減少する

噛み合わせが悪いと、噛みしめるときに無駄な筋肉の緊張が起こります。

先ほど説明した、本来の位置からズレがあると、左右どちらかの筋肉がより引っ張られ緊張を起こします。

また、歯ぎしりをするときに変に奥歯が当たっていると、寝ている時の歯ぎして顎を動かしやすいように歯ぎしりするといわれています。

歯ぎしりすると、顎の筋肉の緊張やこわばりにより血流が悪くなり、そのため肩こりや頭痛の原因になるといわれています。。

歯並びや噛み合わせが悪いことにより、顎の筋肉が緊張している場合は、歯の歯列矯正により、肩こりや頭痛が改善や軽減する可能性があります。

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発音が良くなる

歯並びが悪いと、サ行やタ行、ラ行を発音する時に息が漏れてしまうことがあります。

息が漏れると、舌足らずになって、周囲の人にしっかりと言葉が伝わらず、人から言葉を聞き返されることもあるかもしれません。

しかし、歯の矯正治療により綺麗な歯並びや口元になると、息が漏れにくくなるため、発音が良くなるといわれています。

生え変わりの時期から歯列矯正すると抜歯の可能性が減る

子供の時から矯正をすると、永久歯が生えそろった時から行う矯正とは違った効果が出ます。

具体的には骨格的な改善ができる可能性があります。

骨格的なとは、歯茎からの出っ歯や受け口などです。

骨格的な改善ができると抜歯や顎骨整形の可能性が減ります。

子供の時からの歯の矯正は大人と違って、ワイヤー矯正だけでなく様々な装置を使用します。

まとめ

矯正治療の効果は様々あります。

もちろん見た目は良くなります。

出っ歯のように口元が出れいる場合は容姿が良くなったり、虫歯や歯周病にかかるリスクも少なくなります。

また、機能的にも噛み合わせが改善させることにより、発音が良くなったり、歯への負荷が軽減し、顎関節への負荷の少なくなります。

歯の矯正することによって、噛み合わせがよくなり、歯への負荷が均等になることで、将来、歯を失ったり、入れ歯などになるリスクを軽減させることが重要だと考えます。

阿倍野区 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行

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