コロナに負けないお口の中目指しませんか?
その中で、プラーク(歯垢)量の計測もしています。
今日は、プラーク量について詳しくお話ししていきます。
はじめに
皆さんは、1日何回歯磨きされますか?
または一回の歯磨きで何分くらい磨いていますか?
歯ブラシ以外に何かお使いになられていますか?
毎日しっかり磨いているのに歯医者さんに行って、衛生士さんから「磨けていませんね。」と、言われてショックを受けた経験ございませんか?
…おそらく皆さんそんな経験あるのではないかと思います。その場合、プラークコントロールの見直しが必要です。
プラークコントロールとは
毎日しっかり歯磨きをしていても、歯ブラシの毛先が当たっていないところは磨き残しがあります。
歯と歯の間や、奥歯の内側など。。
やっぱり意識していないと普段歯ブラシの当たっていないところは汚れが積み重なっています。その為、歯磨きをしていても、磨けてないと言われてしまいます。
PCR(プラークコントロールレコード)
当院では、染め出し液を使って歯を染色し、磨けているところと磨けていないところをチェックし、チャートに出しています。磨けているところには色が付かず磨けていないところはピンク色に染まります。
ですので、磨けていないところが一目でわかります。
検査方法としては、1本の歯を4歯面に分けて判断します。
歯と歯の間、歯の面と裏、それぞれ歯と歯茎の境目に残っているプラークの部分をチェックしていきます。
ですので、お口の中の状態を数字にて確認していただくことができます。
プラーク量はパーセンテージにて表示され、数値が低いほど綺麗に磨けているということになります。
プラークコントロールレコードが20%以下を目標にしていきましょう。
ブラッシング指導
染め出したあとは、担当の衛生士が、その方にあったブラッシング方法やどんな歯ブラシを使えばいいか。などお伝えさせていただきます。その際、気になることわからないこたがございましたら、お気軽にお尋ねください。
さいごに
ご自身で頑張って歯磨きやフロスなどを行っていても100%磨くことは不可能だと言われています。
その為、毎日のセルフケアも大事ですが定期的なプロケアも大事になってきます。
一度、治療してもまたそこに汚れが溜まれば再治療になってしまいます。そうならない為にも、定期検診をお勧めします。