歯ぎしりについて

夜、寝ていると「 歯ぎしりの音がうるさい 」と注意された。

朝起きた時、「 顎がだるい 」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

歯ぎしりは歯を失う原因にもなり、実は歯や顎に大きなダメージを与えているのです。

では、歯ぎしりを放っておくとどうなるのでしょうか。

1. 噛むと痛い…歯の根の周りにある膜の炎症が原因です。特に奥歯が噛んで痛い、場所が特定できない痛みや、痛みの位置が変わるなどの症状があげられます。

2. 歯がしみる、痛い…歯に亀裂が入ると、まずしみる症状が現れます。その後、亀裂より細菌感染が引き起こされてしまい、強い痛みが出てくることがあります。

3.歯茎が痩せる…歯を支える骨に負担がかかるためです。

4.顎が痛い…顎関節症が引き起こされるためです。

5.歯の詰め物、かぶせ物がとれる、割れる

他に、歯そのものが割れたり、肩こりや偏頭痛などがあげられます。

原因は、まだ解明されていません。

現在は就寝中は無意識のうちに起こしてしまうので、精神的ストレスが1番であると考えられています。
他に、噛み合わせがうまくいっていないことも要因の一つにあげられます。

人の咬み合わせは常に変化しており、ある程度の自然なゆっくりとした変化は必要なことです。

ですので、若い時と歳をとった時では顎や歯の形も変化しているのです。

しかし、虫歯の放置や歯周病などの病気が原因で短期間で咬み合わせが変化すると歯ぎしりは強くなります。

特に、歯周病では、歯が安定せずぐらつくため、余計に生じやすくなります。

では次に治療方法ですが、まずは原因となるストレスを取り除くことが大切になってきます。

歯ぎしりは明白な原因が不明なので、治療を行なっても確実に食い止めることはできません。

しかし、そのままでは歯や顎に悪い影響を及ぼすため、マウスピースによってそれらを守る必要<があります。

マウスピースとは、歯科医院でご自身の歯型をとってできた合成樹脂のもので自分の歯が削れるのを防ぐものです。

先に述べたように、虫歯や歯周病が原因となり、急な変化により歯ぎしりが引き起こされることもあります。

手遅れになる前に治療と予防をし、歯ぎしりを引き起こさない噛み合わせを維持することも大切です。

そのためにも、定期検診や、メインテナンスは大切といえるでしょう。

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阿倍野区の歯医者 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行

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