歯周治療研修の修了


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今年5月より受けていた研修施設ジアズの歯科のペリオコース(歯周病治療のコース)の最終回が先週の土日で行われ、受講が無事に終了しました。

月一回の土・日の二日間を六カ月間、合計約100時間もの研修でした。
皆さんはペリオという言葉は、聞いたことがない方は多いのではないでしょうか。

ペリオとは、歯周病の治療を意味します。歯周病は現在、日本の成人の約80%の方がかかっているお口の病気です。以前は歯槽膿漏という言葉で呼ばれていました。

この歯周病は初期症状は、磨いた時の出血や口臭、中等度は出血が多くなり、口臭や歯茎が腫れたり、重度になってくると頻繁に歯茎が腫れ、歯が動き始め噛めなくなったり、噛むと痛みを感じようになってきます。
重度になってから歯科医院に来院となるケースがとても多い病気です。

歯周病は歯茎の腫れに伴い、歯茎の中の歯槽骨と言われる骨を溶かします。

中等度や末期では、骨が溶けてしまっているで容易には治りません。

本当は、初期の段階で治療するのが望ましい病気ですが、症状が中等度以上にならないと現れないので、気づかいまま病状が進行してしまう方がほとんどなのです。

抜歯になるケースがとても多い怖い病気の一つです。

歯周病の治療(ペリオ)とは、歯茎や歯槽骨(歯茎の中の骨)の治療を行い、歯茎を固め、歯が動かないように治療します。

つまり、歯を残す治療です。

阿倍野区西田辺 えがしら歯科の使命は、高い技術でハイクオリティーな歯科治療をできる限り痛み少なく行い、あなたの笑顔をお守りすることです。

インプラントや審美治療、虫歯治療、入れ歯など、様々な治療を行っております。

インプラント治療は、残念にも抜歯など失った後、行っていく治療です。その前になるべく歯を抜かない、歯を残す治療をまずやってみて、どうしても無理な場合、行っていく治療だと考えております。

まずはしっかりと歯を残せる、残していきたいとの想いから歯周病治療を当院では力を入れて行っています。


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歯周病治療はえがしら歯科が開院して以来、ベースとしている科目で、日本歯周病学会に所属し、学会での活動を通じ技術や知識の研鑽を行っていきました。

今回の受講を通して、再確認と技術・知識の更新、歯周形成、歯周外科、再生療法の重要性をはっきりと認識しました。

また、この治療には歯科衛生士の存在が欠かせません。

歯科衛生士は読んで字のごとく、お口の衛生状態を守るための教育を受け、プラークや歯石除去、歯みがき指導など歯周治療の基本的な治療を行ってくれます。
そして、治療後はメインテンスといって、定期的にお口の中の良い衛生状態を保つためのクリーニングや指導を行ってくれます。

当院では患者さんとしっかりとした信頼関係を築いていけるように、歯科衛生士は担当制にしています。
歯科衛生士の教育・育成も重要な課題です。

一本でも多くの歯を残すことのできる医院にますますなっていけるように、これからも精進していきます。

この度はホームページをご覧頂きありがとうございます。
このページでは、当院スタッフのブログを紹介させて頂いております。皆様の歯の健康の維持をお手伝いさせて頂くスタッフです。些細なことでも結構です。どうぞ、ご来院の際にはお気軽にお声をおかけください。

阿倍野区の歯医者 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行