阿倍野区 ホワイトニング 歯医者

歯のホワイトニングのこと

阿倍野区 ホワイトニング 歯医者

「歯のセルフ・ホワイトニング」と言う看板を出しているエステサロンやWhitening BAR(ホワイトニング・バー)を見かけたので効果や方法、価格などを調べてみました。

現在、日本の法律では、他人の口の中を触れることが許されるのは、医師・歯科医師・歯科衛生士に限られています。それ以外の者が触れることは違法となっているのです。

日本では医療機関以外で患者さまの口の中を施術することは出来ないのです。

・医療機関ではないため、スタッフは説明をするのみで、施術行為を行うことができません。
・医療機関でないので、医療用機器は使えません。

「歯のセルフ・ホワイトニング」とは、専門店やエステティックサロンなどに行き、自分自身で非医療機器を使って行うホワイトニングのようです。

歯のセルフ・ホワイトニングの効果

「歯のセルフ・ホワイトニング」はどんな効果があるのでしょうか?

少し古いデータですが、『ホワイトニングに関する意識調査2009』より全国の女性(20-50代)1000人にアンケートを実施した結果、「歯が白いとどんなイメージに感じるか。」を調べたデータがあります。

1位 清潔 … 94.5%
2位 好感が高い … 62.2%
3位 自信がもてる … 61.4%
4位 笑顔が自然 … 51%
5位 若く見える … 37%

歯の明るさが、自分の眼球の白目(しろめ)の部分の白さを超えると、他人に歯が白く見えるようです。

では、医療機関である歯科医院で行う「ホワイトニング」とエステ・サロンで行う「セルフホワイトニング」は、どう効果が違うのかを簡単に説明したいと思います。

ホワイトニングの効果や方法

歯科医院で行いホワイトニング

歯科医院で行う「ホワイトニング」には2種類あって、歯科医院の中で行う「オフィスホワイトニング」と歯科医院でしっかり指導した後に自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。

歯科医院で行う「ホワイトニング」は、医薬品である過酸化水素や>過酸化尿素などの歯を元の白さよりも白くするため漂白剤を使用しています。歯を漂白する効果があるのです。


ホワイトニング

セルフ・ホワイトニング

医療機関でない専門店やエステティックサロンなどで行われている「セルフホワイトニング」は医薬品を使用できないため、漂白在は使用できません。

重曹やポリリン酸などの一般に販売されているクリーニング剤や食品添加物を使用しているようです。
本来、重曹やポリリン酸は歯の表面の汚れを分解する性質があります。

濃度や時間が微妙なのでおすすめできませんが、黒ずみなどの汚れは、自宅でも食品添加物用の重曹やベーキングパウダーを水に溶かし自分で歯に塗るだけでも多少の汚れは分解され溶けてしまうのです。

ちなみに重曹の粉で歯ブラシで磨くとエナメル質に傷ついてしまい、今後、汚れが付着しやすくなってしまいます。

また、歯以外の歯ぐきや粘膜に濃い濃度の重曹が付くと炎症を引き起こすので注意がとても必要です、<自己責任で行ってください。
高血圧、腎臓の悪い方は禁忌です。

この方法は「元の歯の色に戻す」程度なので歯科医院で行うような、元の歯の白さ以上に漂白するホワイトニングの効果は期待できないでしょう。

注意点ですが、いくつかのセルフホワイトニングのお店のホームページを拝見しセルフクリーニングに使用している機器を拝見しましたが、ホワイトニング用ライトは歯を漂白できるようなパワーはないようです。
歯の表面についている着色などを溶かす効果のみのようで、歯磨きの強力版と言った感じです。

「セルフホワイトニング」の効果は歯の表面の汚れをある程度落とすことができるので、なんとなく白くなったと感じることが出来ると思います。

何度も言いますが、
歯の表面の「クリーニング」に近い効果です。

「歯の本来の白さを取り戻す」と記載もあります。
ホワイトニング、漂白ではないのです。


クリーニング

費用について

「セルフ・ホワイトニング」の費用は歯科医院の「ホワイトニング」の費用にくらべると料金が大幅に安いというのが最大のメリットでしょう。
ご自身で歯のクリーニングを行うので、人件費がほとんどかからないのでしょう。
また、医療機器は厚生労働省の認可を受けなければならず、非常に高価です。

「セルフ・ホワイトニング」のあるお店のHPを拝見したところ、お店によって若干の差があるものの、相場としては1回5.000円程度でした。

中には、1回コースで5.000円、6回コースで4.600円/1回、12回コースで4.100円/1回というように、まとめて契約すると料金が少し安くなるお店もありました。

歯科医院で行うホワイトニングは、使っている薬剤や器械などの違いから、こちらも歯科医院ごとに差はありますが、相場は1回3~5万の価格設定が多いようです。

このように、価格だけで比べると「セルフ・ホワイトニング」は、お手頃に行えるホワイトニングといえます。

歯科医院でセルフホワイトニングのお店と同じ処置(クリーニング)をしようとするなら、PMTCと言う自費治療になります。

国家資格を持った歯科衛生士が、専用の機器を使い施術時間に約1時間かけて歯石除去とクリーニングを行います。

セルフホワイトニングと比べても何倍ものクリーニング効果があります。
費用は約1万円程度です。

また、保険治療でも歯周病治療として歯石除去や歯の表面クリーニング(歯面清掃)の処置ができますが、歯石除去がメインとなり、歯の表面クリーニングの時間は短くなっています。
(表面の着色的な汚れは、歯周病の原因にはなりません。)

歯のセルフ・ホワイトニングの利点

歯科医院に行かなくても良いこと。

歯科医院は、「痛い」イメージや「治療期間が長い」、「緊張する」といったイメージがあります。

「 敷居が高い歯科医院よりも気軽に自分で歯をクリーニングしたい 」と考えるなら、「歯のセルフ・ホワイトニング」と言う看板を出しているエステサロンやWhitening BAR(ホワイトニング・バー)に行った方が良いでしょう。

歯のセルフ・ホワイトニングの欠点

欠点は効果が少ないことでしょう。
「セルフ・ホワイトニング」は歯の汚れを落とすという意味で、ホワイトニングと言っていると思います
ホワイトニング剤(漂白剤)を使わない以上、歯は白く漂白(ホワイトニング)されません。

そして、歯科医として言わせてもらうと、そう簡単に着色汚れは落ちません。
前歯の見えるところならば自分で汚れを落とすことは可能ですが、歯の裏側や奥歯は、とても難しく思います。

最後に…

「セルフ・ホワイトニング」では、万一トラブルがあっても自分で施術を行う以上、多くは自己責任であるということですので、注意が必要です。

本当に歯を白く漂白(ホワイトニング)したいのなら歯科医院で「ホワイトニング」を受けるべきでしょう。
歯科医院で行う「ホワイトニング」は、歯の汚れを取り、クリーニングもされ、歯は元の色以上に白く漂白されます。

また、歯の着色原因を考える事も、白い歯を維持していくための秘訣です。
着色の原因はポリフェノールを多く含む食品やタバコです。

下記の食品等は、歯が着色しやすいのでお気を付けください。
コーヒー、紅茶、日本茶、緑茶、焼肉、やきとり、コーラ、赤ワイン、黒ビール、色の付いたジュース類、ヤキソバ、カレーライス、スパゲッティ、トマトなどの色の濃い野菜、みそ・醤油ラーメン、醤油、からし、わさび、チョコレート、大福、ぶどう・イチゴなどの色の濃い果物、色つきの歯磨き粉、色の濃いうがい薬(イソジン)、口紅等
上記は一例です。

日常的に摂取している人は注意が必要です。

タバコに含まれるヤニも着色の原因になりますが、歯面だけでなく歯ぐきの色素沈着の原因でもあり、歯ぐきの黒ずみを引き起こします。

この度はホームページをご覧頂きありがとうございます。
当院では、痛みを極力少ない治療を心掛け、最新の設備と技術を習得しております。また、安心してご来院頂けるように、お口の状況・治療内容など詳しくご説明した上で治療を進めていきます。

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阿倍野区の歯医者 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行


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