オッセオインテグレーションについて改めて考えてみませんか?インプラント研修報告
「オッセオインテグレーションについて改めて考えてみませんか?」長崎大学 大学院 医歯薬学総合研究科 口腔インプラント学分野 教授 川瀬先生の講演が、私の所属している大阪口腔インプラント研究会で行われ、講義を拝聴してきたので報告します。
歯科インプラントは世界的に研究が続けられ飛躍的な進歩を続けています。
歯科インプラント治療の始まりは1952年にスウェーデンの整形外科医、医学者、歯学者のブローネマルク博士が、チタン製の金属を用いた動物実験において、チタンと骨の組織が拒否反応をせずに結合することが発見したことが始まりです。
今回の表題のオッセオインテグレーションについて 、少し説明したいと思います
オッセオとは骨を表す言葉で、インテグレーションとは結合という意味です。
それを骨とインプラントが結合することを重ねてオッセオインテグレーションと呼ぶようになっています。
現在の歯科のインプラントには、このオッセオインテグレーションが不可欠です。
インプラント治療の成功のカギはオッセオインテグレーションの獲得にあると言っても過言ではあります。
このオッセオインテグレーションの質がインプラントの長期安定性や長期生存率に寄与することも分かってきています。
このインテグレーションの質について、現在でも研究が続けられています。
私も約20年前、インプラント治療を始めるにあたりインプラントの基礎で、このオッセオインテグレーションについて学びました。
今回、改めて学びの直させていただきました。
近年のインプラント体のデザインは、このオッセオインテグレーションをいかに効率よく、効果的に、長期安定的に獲得できるかということを考え、
また、様々な実験を行い、インプラント体の形、表面性状、素材、上部冠との接合様式を考慮し顧慮し、技術が込められ現在のデザインにつなげている、と言うことがよくわかりました。
当院でインプラント治療に使っているストローマン社のインプラント体も、この最前線のテクノロジーを有しています。
また、世界のインプラント業界でも指折りのトップメーカー的な存在であることも改めて認識しました。
当院では新しい技術を積極的に取り入れ、患者様にとって安心・安全なインプラント治療を目指して日々、技術を磨いております。
ご質問、ご不安、お悩みなどがありましたら、大阪市 阿倍野区 西田辺えがしら歯科まで、お気軽にご相談・ご質問ください。
また、インプラントの寿命や不安、悩みを解消するために無料の説明会やカウンセリングを定期的に行っています。
どうぞお気軽にお越しください。
阿倍野区 西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行