歯に着色しやすい人の特徴と対処法、予防策
阿倍野区西田辺の歯医者の西田辺えがしら歯科が歯に着色しやすい人の特徴と対処法、予防策について解説します。
近年は、虫歯をしっかりと予防できている人が増えています。
それは厚労省が5年に1回行っている歯科疾患実態調査の結果を見ても明らかです。その一方で、歯の着色に悩んでいる人は増加傾向にあるように感じます。
それは歯の色を始めとした口元の審美性への関心が高まっている証拠でもあるのでしょう。
そこで今回は、歯に着色しやすい人の特徴と対処法、予防策について、阿倍野区の西田辺えがしら歯科が詳しく解説をします。
目次
歯に着色しやすい人の特徴と対処法
次に挙げる特徴が当てはまる場合は、歯の着色が起こりやすいといえます。
特徴1:色の濃い飲み物・食べ物を口にすることが多い
コーヒーやお茶、カレーなど、色素の濃い飲み物や食べ物を習慣的に食べている人は、歯が着色しやすいです。
これらの食品に含まれる色素は、ステインとして歯に沈着して黄ばみを生じさせます。
【対処法】
色の濃い飲み物や食べ物を控えるようにしましょう。
特徴2:口呼吸をしている
私たちの唾液は、虫歯菌や歯周病菌を排除するだけではなく、着色性の色素を洗い流す機能も担っています。口呼吸をしていると口腔内が乾燥して、唾液による自浄作用が弱まります。その結果として、歯の着色が促されてしまうのです。
【対処法】
口呼吸から鼻呼吸への移行が必要です。口腔乾燥は、虫歯・歯周病リスクも増大させるため、歯科医院での治療を受けてでも、鼻呼吸へ改善する価値はあるといえます。
特徴3:歯並びが悪い
歯並びが悪いと、磨き残しが多くなって、歯垢や歯石が沈着します。
これらの汚れは色素を吸い寄せることで、歯の黄ばみの原因となるのです。
とくに注意が必要なのは、叢生(そうせい)と呼ばれる歯並びで、1本1本の歯が別々の方向を向いていることから、いろいろな器具を使わなければ上手に磨けません。
また、1回の歯磨きにもかなりの時間を要します。
【対処法】
歯列矯正で、歯並び・噛み合わせを正常化させましょう。
特徴4:タバコを吸っている
タバコも歯の着色の主な原因のひとつです。
タバコの煙に含まれるヤニは、着色性が極めて高く、歯を強く黄ばませる点に注意が必要といえます。喫煙習慣がある人の部屋の壁や天井は黄色く変色していますが、それと同じことが口腔内でも起こるのです。
【対処法】
喫煙習慣がある人は、禁煙するのが一番です。紙タバコを加熱式タバコや電子タバコに切り替えるだけでも、歯の着色は防ぎやすくなります。
特徴5:歯磨きが不十分
歯磨きを十分に行えていないと、歯垢や歯石がたまっていきます。それは歯を黄ばませるだけではなく、虫歯や歯周病リスクも上昇させるため、今日からでも改善していきましょう。正しい歯磨きの方法は、歯科医院のブラッシング指導で身に付けることができます。
【対処法】
定期検診・メンテナンスでブラッシング指導を受けて、正しい歯磨き方法を身に付けましょう。
歯の着色を予防する方法
歯の着色を未然に防ぎたい場合は、上記の5つの原因をあらかじめ取り除いておきましょう。
そうすることで歯の着色とは無縁の生活を送ることができます。
何から始めて良いのかわからないというか方は、お気軽に阿倍野区西田辺の歯医者の西田辺えがしら歯科までご相談ください。メンテナンスにて、具体的な着色予防策をご提案します。
まとめ
今回は、歯に着色しやすい人の特徴と対処法、予防法を阿倍野区西田辺の歯医者の西田辺えがしら歯科が解説しました。
歯の着色は、色素の強い食品の習慣的な摂取だけでなく、悪い歯並び、口呼吸、喫煙などでも引き起こされます。そうした歯の着色のメカニズムを正しく理解しておけば、対処や予防もしやすくなることでしょう。
阿倍野区の西田辺の歯医者 西田辺えがしら歯科
IDIA国際口腔インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
歯科医師 院長 江頭伸行