歯と金メダル


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こんにちは。
ロンドンのオリンピックがいよいよ開幕ですね!

メダル候補の日本人選手が多いということもあり、時差にもかかわらず注目してしまいます。さて先日、産経新聞におもしろい記事がありました。

「金メダルの近道は『歯』!?歯科医がアドバイス」という記事で、競技によってはメダルの獲得に、歯や咬み合わせが大きく影響している、という内容でした。

その理由については、

・歯がキレイに並んでいて、歯並びがよさそうに見えても、片顎でしか噛めない、前歯が噛めないなどということがあると本来の実力が発揮できない。

・噛み合わせには、顎関節内の状態、筋肉のバランスや上下の歯の凹凸の噛み合わせが重要で、スポーツ選手が100パーセントの力を出すには噛みあわせが重要なポイント
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といったことが書かれていました。

当院でも、スポーツ選手が歯のマウスピースを作りに来られますが、歯のマウスピースは、スポーツ中の歯やお口の怪我を防ぐだけでなく、適切に歯を食いしばりを起こし、その噛み合わせの力を分散させるためのツールでもあります。

この記事の中にも示されていましたが、パフォーマンスの向上を目的とした歯のマウスピースの使用は、ドーピングとみなされる可能性もあるようです。
歯並びや噛み合わせが大切であることは、スポーツ選手に限ったことではありません。

歯にかかる圧力は、食べているときで10~20Kg、食いしばっているときであれば、前歯で15Kg、奥歯に至っては60Kg以上になるとも言われています。

西田辺えがしら歯科でも、乳歯の時からの歯並びの大切さなどを治療時やHPでお伝えしていますが、歯並びが悪く、噛み合わせが悪ければ、かむときの大きな力がバランスよく分散されません。

そのために、一部分だけがすり減って知覚過敏を起こしたり、力が部分的にかかったり、左右どちらかだけにかかったりすることにより、段々と顎の形や顔全体の形に影響したり、肩こりや腰痛といった症状にもつながりかねません。

「歯を食いしばった」全力が出せなくなることもあるでしょう。

いつも私が申し上げていることですが、歯を大切にすることは、年をとってもおいしく食事ができるためだけではありません。

ほかのブログで歯と全身疾患の関係についていくつか書いていますが、お口に限らず、全身への様々な影響があるのです。

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ちなみに、歯並びが悪いのにメダルをとれる選手というのは、歯並びが悪くても噛み合わせが悪くない、ずば抜けた能力がある、噛み合わせが関係しない競技だった、といった理由が考えられるそうです。

将来お子さんをオリンピックで活躍させたいお父さん、お母さん、お口のケアを教えることも忘れずに!

大阪市阿倍野区 西田辺 (医)優伸会 えがしら歯科では、
虫歯から審美治療まで「白い歯」を意識した治療を行っております。
お気軽にご相談下さい。

阿倍野区の歯医者 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行