阿倍野区 歯医者 西田辺えがしら歯科

歯科医院の放射線量

阿倍野区 歯医者 西田辺えがしら歯科

歯科医院では、歯のレントゲンをよく撮影します。

歯や歯茎の骨は、硬い組織でレントゲン検査で容易に診断がつきます。

歯に虫歯で穴が開いていると、レントゲンも歯に穴がいたように映ります。

歯科医師にとって歯のレントゲンは重要で必須の検査項目の一つです。

しかし、患者さんから「レントゲンって安全なのでしょうか?」という質問をよく受けます。

特に妊娠されている方は気になさるでしょう。

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今回、歯科医院の歯のレントゲン撮影時の放射線量について詳しく記載していきます。

実際に、歯のレントゲン写真は、どのくらいの放射線量なのでしょうか?

レントゲンの機種や撮影する部位にもよりますが、歯科医院で撮影する小さなレントゲン写真の放射線量は1枚あたり0.01mSv(ミリシーボルト)

口全体を撮影する大きなレントゲン写真の放射線量は1枚あたり0.02~0.03mSvです。

人はレントゲン撮影をしなくても自然の放射線により日々、被爆しています。

普通の生活の中で、食べ物や地面、太陽、宇宙など自然界からの放射線が、年間1.1mSv程度といわれいます。

それを考えると、歯科医院でのレントゲン検査による被爆量は、それほど多くないと感じるのではないでしょうか。

ちなみに、歯科医院では医院の開設時に、X線設置状況や放射線の漏えい検査を行い、保健所に提出することが義務付けられています。

西田辺えがしら歯科はこの1月から医療法人となったため、診療場所や体制は全く同じものの、新診療所として再度この検査を行いました。

昨年12月6日に、「関西放射線サービス株式会社」さんにお願いしてレントゲン装置、レントゲン室漏えい検査を行ったところ、当然のことですが問題はありませんでした。

そして、無事手続きも終えることができました。

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でも、一時的に漏れたりするのでは?と思ってしまいますよね。

ご覧になったことがあるかもしれませんが、日頃の放射線管理のため、常に私の胸にはガラスバッチという放射線量測定機器がついています。

院内にいる間ずっとつけていて、月1回検査所に送って被ばく量を測定しています。

開院以来10年間、その放射線の測定結果は測定範囲値以下で「放射線は検出されず」でした。

阿倍野区の歯医者 西田辺えがしら歯科
歯科医師 院長 江頭伸行