
まずはご確認ください:歯周病は「痛くないまま」進行することがあります
歯周病は、初期の段階では強い痛みが出にくく、「気づいたときには進行していた」というケースが少なくありません。
阿倍野区で歯周病治療をご検討の方は、以下の症状がある場合、早めの検査をおすすめします。
歯周病セルフチェック(1つでも当てはまればご相談ください)
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歯みがきで歯茎から血が出る
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歯茎が腫れる/むずがゆい
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口臭が気になる、または指摘された
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歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
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歯が長くなったように見える(歯茎が下がった)
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歯が揺れる感じがする
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朝起きたとき口の中がネバつく
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歯茎が下がって冷たいものがしみる
西田辺えがしら歯科(阿倍野区)では、症状の原因を検査で見える化し、進行度に合わせた治療計画をご提案します。
当院の歯周病治療
私はこれまで長年、歯周病治療に携わってきました。
歯周病で来院される方の中には、「もっと早く出会いたかった」と感じる方が非常に多くいらっしゃいます。
歯周病は、歯ぐきからの出血といった小さなサインから始まり、強い痛みがないまま進行することが少なくありません。
腫れや痛みなどの症状が出た時には、すでに進行してしまい、手遅れに近い状態になっているケースもあります。
私自身、中学生の時に事故で数本の歯を失った経験があります。
その経験から「これ以上、自分の歯を失いたくない」という強い思いを持ち、歯科医師の道を選びました。
だからこそ当院では、ご来院いただく方の歯を「1本でも多く守りたい」という気持ちで、歯周病治療に取り組んでいます。
当院では、日本臨床歯周病学会に所属し、歯周病の予防から治療、そして再発防止のメインテナンスまで、歯科衛生士と連携したチーム医療を行っています。
歯周病学会のガイドラインに基づき、正しい知識と技術で治療を進めることを大切にしています。
また、私たちはJIADS(ジアズ)にて卒後研修を受け、歯周治療を基礎から応用まで継続的に学んでいます。
歯周基本治療に加え、必要に応じて歯周外科や歯周再生療法など、幅広い選択肢を検討できる体制を整えています。
さらに、歯周治療単体ではなく、むし歯治療との連携や、長期的な審美性・機能性まで見据えた治療計画をご提案します。
加えて当院では、歯周内科治療も取り入れています。従来の歯石除去や外科的処置に加え、必要に応じて薬(抗生物質・抗真菌薬など)を用い、歯周病の原因となる細菌や真菌へのアプローチを行う治療法です。
状態を見極めたうえで、適した治療を組み合わせ、改善と再発予防を目指します。
歯ぐきの出血、腫れ、口臭、歯のぐらつきなど、気になる症状があれば、早めにご相談ください。早期発見・早期対応が、歯を守るための大きな一歩になります。
当院の歯科衛生士について
当院の歯科衛生士は上間京子先生を師事としています。
上間先生は日本の歯科衛生士界を代表する存在であり、歯科衛生士の卒後研修機関「Jokanスクール」の代表です。
スウェーデンやアメリカなど海外で予防歯科を学び、その知識と経験をもとに「技術・知識・人間力のバランス」を重視した教育を行っていただいています。
歯周病ってどんな病気?
歯周病は歯を失う第一位の原因です。歯周病は、遺伝や加齢によるものではなく、お口の中に住み着いている歯周菌により引き起こされる炎症で、歯の表面につく歯垢(プラーク:細菌の塊)が原因の歯の周囲の骨の病気です。
日本人の約80%の人が歯周病になっているといわれています。
歯周病は症状が少なく、サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)ともいわれるように、気づかないうちに病状が進行し、ひどくなるまで自覚されることの少ない病気です。
また、多くの場合、1歯だけでなく、多数の歯が歯周病に侵されてることが多く、虫歯以上にやっかいな病気です。
歯周病はお口の中にとどまらず、脳血栓、脳梗塞、心筋梗塞、心内膜炎、肺炎、口臭、骨粗しょう症、糖尿病、早産、低体重児出産など、全身の病気をも引き起こす原因だと解明されています。
歯周病の治療の方法

上表が歯周病の治療の進行です。
検査
まずは歯の周りの歯周ポケットなどを測る歯周精密検査を行います。
歯周病が、どの程度、どの歯が歯周病に罹られているのかを調べます。
歯周ポケットの測定方法と深さ別の治療法について詳しくはコチラ
初期治療
そして、重要になるのがブラッシング指導です。
毎日のブラッシングができていないと歯周病治療で歯石除去をおこなっても、すぐに元に戻ってしまいます。
当院では歯垢(プラーク)の染め出し検査を行い指導しています。
その後、スケーリング(歯肉縁上の歯石の除去)を行います。
歯周病治療のスケーリングについて詳しくはコチラ
次に再検査を行い、必要な患者様にはSRP(スケーリング ルートプレーニング)という歯肉縁下歯石の除去と表面を綺麗に滑沢するルートプレーニングをおこないます。
歯周外科
次の再検査でも問題が残るようなら、歯周外科処置(フラップ手術)や歯周組織再生療法をおこなっていきます。
最後は歯のメインテンスとなります。
定期的な検査とスケーリングをおこない現状を安定、維持していきます。

歯周病の進行度と治療の考え方(軽度〜重度)
歯周病治療は、進行度によって内容が変わります。
「いきなり大きな治療をする」のではなく、検査→基本治療→再評価の流れで、必要な範囲を見極めて進めます。
1)軽度(歯肉炎〜軽度歯周炎)
状態の目安:出血、軽い腫れ、歯石が付きやすい
主な治療:ブラッシング指導(セルフケア改善)/歯石除去(スケーリング)/生活習慣の見直し
目的:炎症を抑え、進行を止める
2)中等度(歯周ポケットが深くなっている段階)
状態の目安:出血が続く、口臭、歯茎が下がる、歯石が歯茎の中にある
主な治療:歯周基本治療(SRP:歯根面の清掃)/必要に応じて麻酔/再評価
目的:歯茎の中の汚れ・感染源を減らし、改善を安定させる
3)重度(歯を支える骨が大きく減っている段階)
状態の目安:歯が揺れる、噛みにくい、腫れを繰り返す、膿が出ることがある
主な治療:歯周外科(状態により)/保存が難しい場合は抜歯の検討/欠損補綴(ブリッジ・入れ歯・インプラント等)
目的:炎症のコントロールと、残せる歯を長く守る
※重度ほど「どこまで残せるか」「再発をどう防ぐか」が重要になります。阿倍野区で歯周病の再発を繰り返している方も、一度ご相談ください。






